想定の拡大

原発の事故と高層ビルが脳裏で重なる。
関東大震災クラスの地震に耐えると言っていた原発が・・・
あの高層ビルはマグニチュード9も想定内なのだろうか。
もう高層ビルの建設は禁止した方がいいような気がする、
一旦巨大地震を経験するまでは・・・

地震と津波に耐えて空しく残った建物を見て思う、
「こんな頑丈な建物で生活していたい」と。
想定の範囲ギリギリで生きるのはもう止めた方がいい。
そして、コツコツと想定範囲を広げる努力が必要だ。

祖父は敗戦後の経済に想定ミスを犯して苦労した。
そんな祖父に経済とは何かを教えられた。
だから、地震後すぐに「復興」について考えた。

予言通り、14日の寄付き、鹿島建設はストップ高になった。
昨日の終値でも、地震前比でずっと高値を維持している。
これは当然の想定内で、不謹慎なことではない。
ただ、買い手の多くが×国だったのが残念だ。

大惨事の後の「物不足」も想定内だ。
だったらこれからどうしたらいいか。
朝鮮戦争で日本は「特需景気」に沸いた。
だから、今回は関西に頑張って欲しい。
それを不謹慎などと責めてはいけない。
同じ日本の中なのだから。

一番避けるべきは富が日本から流失することだ。
1998年に破綻した日本債券信用銀行を買ったのはアメリカ資本。
彼らは数千億円の漁夫の利を濡れ手に粟で持ち去った。
不況にあえぐ日本から・・・・
※この震災後数年して、日本の多くの会社や土地が、
あの×国に買占めされるのが一番の恐怖だ。

あの後、小泉総理が誕生し、強い日本を目指した。
その彼の足を引っ張ったのが今の亀井やその一派。
「弱者の味方」と偽って、未だにこそこそ動いている。

何度でも言う、一番いけないのは「美しい言葉の偽善」
そんなことを言っていたら日本が最貧国になってしまう。
今必要なのは、力強い日本人のための復興なのだ。
復興期待株は日本人が買わなくてはいけない。
※建設以外なら住友大阪セメントや大和ハウス(本社は大阪、工場は東北)

そして、その原点は「想定範囲の拡大」にある。
以前に戻す復興だけは避けたい。
そのためなら、関西や賢人にいくら儲けてもらってもいい。
心眼を持ち、真実を語る強いリーダーが欲しい。

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