成功法則:相談者を選べ

不動産投資をしようと考えていた私の友人は、
先ず知り合いの税理士先生に相談したところ、
「不動産なんて買うもんじゃない
地価が下がり始めて何年経っているか知っているだろう」

そう言われて、次に私のところに相談にきた。
私は反対に、いい土地があるけど今なら買えると話したら、
驚いたことに、「はい、買います」という。
そして、あれから3年、
友人は預けていた銀行金利の数百倍の運用利回りを手にした。
もちろんその土地の地価も30%は上昇し、キャピタルゲインも完璧だ。
全ての税理士さんが頓珍漢とは言わないが、
やっぱり先生と呼ばれる集団が事業には明るくない一例である

「人生で一番大事なことは人間関係、
友達を大切にして、沢山の友人を作りなさい」
こんな学校の先生がよく言う教えを鵜呑みにして
友達作りが主になり事業が二の次になる人がいかに多いことか。

友を大切にとみんなに良い顔をするのはストレスがたまるし、
自分の時間が奪われて事業を発展させることなんてとても無理。
今の時代、SNS疲れの若者が如何に多いか呆れるくらいだ。

疲れるまで「いい人」を演じて友達作りをするのではなく
本音で接しても友達でいられる人だけを友達にする。
これが情報過多の時代に合った生き方だ、特に事業家には。

だから、30年以上同じようなことを喋っている学校の先生のところへ
絶対に事業の相談などに行ってはいけないし
こんな風に教わったことを実践してもいけない。
※自我を殺して物を売る商売の場合はもちろん別である。

今年、「メールの返信はするな」でベストセラーを出したのが小玉歩。
「雑多な人付き合いは一種の麻薬だから気分がいい、
しかし、それにはまるとそのうち人生そのものが見えなくなって、
何も得られないうちに年齢だけを重ねてしまう。
だから、積極的に無駄な友達を切れ」とまで彼は言う。
この人は、3年で7億儲けるだけあって、若いのに真理を見抜いている。
俗に言う先生方とは言うことが違う。

今年建てたドライブスルーの「すき屋」 
意外にも木造である。

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成功法則:相談者を選べ への4件のフィードバック

  1. 小林 広 のコメント:

    いやー、たまたまこのサイトに遭遇し、貴殿のすなる投稿を拝読いたしました。
    四半世紀ぶりのことではないでしょうか。式で表すと、(ビックリ)×(懐かし)×1,000,000 かな。
    昔の冗長な?文を脱却して、ストレートで簡潔なものになった印象を持ちました。
    (過去の投稿に全て目を通した訳ではありませんが)

    兎にも角にも、お元気そうに活躍されているようで何よりです。
    その節は本当にお世話になり、有難うございました、高木先生!
    おっと失礼いたしました。社長は「センセイ」がお気に召さないようで。
    特に学校の先生が……

  2. 高木一次 のコメント:

    懐かしいなー。どこで何をしているのでしょうか。次なる世界への準備で先日思い出その他の断捨離を断行。その中に101の書類もありました。買取後3千万の売上げがあり、差引き2千万の収益を手にしました。この収益は本来私から貴殿への特別退職金となるものだったのですが、、、、もし貴殿が持ち続けていれば。「理解される」ことの難しさを知った懐かしい出来事をまた思い出しました。

  3. 高木一次 のコメント:

    このブログの今回のテーマは成功法則。その第一回の内容が「成功している人を相談者にせよ」 一見何の面白みも無い内容だが、実際はほとんどの人がこれを実践できない。

    それは何故か。妬みや僻み以外に、同類または同類以下を友にしたいという多くの人が持つ潜在意識がそうさせている。飲み屋で集う人たちを見ればその現実がすぐに分かる。偉い人をこき下ろして喜んでいる集団のいかに多いことか。最悪の景色は、社長や政治家を馬鹿呼ばわりして大騒ぎしている悲しい人たち。

    アベノミクスをアホノミクスなんて言って、いつからお前たちはそんな大経済学者になったのだと言ってやりたい。数日前、同郷の不動産屋の社長が孤独死した。会えば必ず歴代の首相を馬鹿呼ばわりして気取っていた。それが嫌で25年前から彼とは話さなくなった。銀行関係の仲間から聞いたら、死ぬまで純資産が黒くなることは無かったと。

    恐らく、私もこの男から馬鹿呼ばわりされていたことは想像に難くない。しかし、本当に成功したかったら、絶対に自分より成功している人をこき下ろしてはいけないのだ、どんな理由があろうが。また、そんなことを言う人間と付き合ってもいけないのだ、もし、成功者になりたかったら。

    このブログを参考にしようと必死で頑張っている若者たちに言いたい。常に謙虚であれ。常に必死であれ。常に可愛くあれ。

  4. 小林 広 のコメント:

    貴殿は成功された方々の一人とお察しいたします。
    そのうえでご相談申し上げる次第です。
    ご多忙のところ恐縮ですがご高覧下さい。

    「どこで何をしているのでしょうか」へのお答えです。
    現在の住まいは衣笠に近い所で、バブル期の1995年に25年のローンを組んで購入した古い家です。見かけは木造。でも中身はシャッキンコンクリート造りなのです。
    ここに妻と息子と3人で必死になって暮らしています。

    私はどうなったかといいますと:
    後発と知りつつ1988年に学習塾を開き、会社組織にした後、上昇気流に乗せきれず1996年に解散しました。その後の十数年間、米海軍横須賀基地に事業所を置く建設会社で通訳・翻訳者・進捗管理者・安全管理者として、土木建築工事に携わりました。通訳から始めたので、米軍の極東建設本部が主催する品質管理者(現場代理人に相当するQCマネージャー)の資格取得講習にはとうとう最後まで受講資格さえ得られませんでした。
    印象に残っている工事の一つにこんなのがありました。基地内で最大の資材倉庫(約L200m ×W100m × H20m)の床と地下排水路を、倉庫の日常業務を止めずに改修するという足かけ3年で工費約300万ドルの工事。工事は全部で6つの工区に分割されました。既設の土間を重機で掘削してみると人骨や不発弾とか大判小判こそ出てこなかったものの、空母信濃の建造時に使われたと思われる治具(例えばタタミ2畳分位で重量約2トンの鉄板)が地中から何十枚も出てきたり、訳の分からないドス黒いネットリした地層やら錆ついた配管・ケーブル・太いレールやらが出てきたりしました。これぞ松本清張の昭和史発掘です。軟弱な路床の土質改良に関しては、セメント系の汎用固化材を投入・撹拌・固化しCBR値を15%以上に改善し、また新設コンクリート土間舗装に関しても、倉庫の床なのに材齢28日圧縮強度は36N/m㎡ などなど結構な品質を要求されるものでした。

    話が逸れてしまいました。済みません。
    ところが私は昨年8月に解雇され、雇用保険の失業手当でなんとか食いつないできました。、失業給付はとっくに満了となってしまい、わずかな預金も底をつく有様です。
    この10か月の間、地元の横須賀は勿論のこと、東京・横浜・川崎・埼玉・千葉方面の職探しを続けてきました。
    しかし60歳を超えた人間を雇ってくれる所の少ないこと。
    月々の住宅ローンの支払い20万円弱も考慮した月収を満たす求人案件はさらに少ないです。
    これまでに、十数社に応募しましたが、面接に駒を進めることも難しい状況です。
    自分で自分を雇う、つまり起業するとしても、先立つものがありません。残債割れしそうな家を担保にして銀行さんが金を貸してくれる訳がありません。
    残債は1300万円余り。完済予定は2020年ですから、あと7年かかります。最近、試しに住友不動産さんに査定してもらったのですが、せいぜい1400万円で、購入時の3分の1でした。ほかの不動産屋さんが見積もったとしても大同小異というところでしょう。
    家のローン支払いが滞納となったことは過去に何度かありました。来る8月1日のローン引き落としは間違いなく振替不能となるでしょう。このままだと一家が路頭に迷うのは時間の問題となってきました。

    1980年。私と妻は当時2歳の長女を連れ貴殿に直接お会いして、貴殿が本当に信頼に値するお方なのかを失礼ながらこちらからも判断させてもらいました。そのうえで東京からこの横須賀に移り住んできました。骨を埋める覚悟で。パルテノンの101号室の購入を決める際、貴殿は、「買っておけばいつか私に感謝するときがきますよ。」とおっしゃったことを私はつい昨日のことのように覚えております。

    以上の文面は、私の現在の窮状を告白するだけというのが目的ではありません。
    また貴殿の「器の大きさ」を単純に見させていただくだけという趣旨でもありません。
    貴殿の冴えたお知恵をお借りしたいのです。
    私が「無駄な友達、いや無駄な元部下」でないことを願いつつ。

    貴殿は持病をお持ちですか?
    私は残念ながらこの何年か糖尿病と付き合うようになってしまいました。
    言うまでもないことですが、お互いに健康には気を付けましょう!

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