とある不動産屋から突然の電話
「高木さんが関内に8部屋持っている
マンションの一部屋を売ってください」
以前このブログの「一歩後退二歩前進」では、
借金を減らすために手持ち不動産を売却して
一歩後退するのも、二歩前進のための立派な
投資テクニックだと書いた。
しかし、借金のない今の状態ではこの業者に
売る必要があるのかと考え込んでしまった。
「少し考えを整理してから返事をする」と言って、
電話を切った。
それから、今回はどう対応するか整理してみた。
売却理由
① 子供には管理が面倒な物件かを検証する。
例えば、退室したとき、次の入居者が簡単に
見つからない感じなら売却だろう。
② 災害に強い物件かを検証する。
耐震性などを詳しく調べ、不安なら売却だろう。
③ 築年数から考えてメンテが大変かどうかの検証。
高齢のオーナーには面倒が一番辛いから、
メンテ過剰物件なら売却だろう。
④ 終末活動のための断捨離としてなら売却だろう。
資産の現金化は断捨離の最短コースだろうから。
継続理由
① 不動産賃貸業者がその所有物件を売るのは
買ったときの目的から外れる。
※でも、今回は既に購入額を上回るインカムゲインを
手にし、更に購入額の倍近い値段での売却。
② 更に10年持てば、売却金額は賃料で回収できて、
その上、不動産は残っている。※でも、生きていないかも?
それが問題だ。
③ 年間所得がどんどん減っていくのは寂しいから
売らない。
こうして十分に考えた末、翌日、業者に電話した。
「●●●●●」
いつも、為になるエピソードをありがとうございます。今回のお話もとても参考になりました。お体に気を付けてご活躍下さい