後世に何を残すか

恐ろしい大惨事だ、あまりのむごたらしさに涙が止まらない。
この多くの方たちの無念の死を無駄にしてはならない。
次の巨大地震に今回の教訓を生かすことが望まれる。

その意味で,後世に残る復興計画を期待したい。
後世の人たちが、我々の遺産に感謝するような街づくりを。
1階を駐車場にした頑丈なコンクリートの集合住宅、
どの建物にも屋上が非難場所になるような階段の設置、
海辺には、海に船首を向けたような鉄筋コンクリートの工場・・・

波を防ごうなどという不遜な考えは捨てたほうがいい。
そうすれば原発の事故も防げただろうに。
流された家々と同じような家が建つ復興も許してはならない。

それには、本当に強いリーダーシップが望まれる。
もう、子供手当ての復活なども絶対にさせてはならない。
いい加減な政治を続けるようなら亡くなった万の魂が救われない。

その意味で、明日の朝の寄付きが最初の試金石になりそうだ。
建設株、建設機械株、インフラ関連株が上がるようなら、
今後の政治にもかなり期待が持てる。
そうなるように政治がメッセージを送るべきだ。

東北に強い鹿島建設、五洋建設、日立建機、クボタ
こんな株に強い関心を抱いている。
復興景気が来るか、弔い暴落になるか。
全ては政治次第だ。

復興景気という言葉が不謹慎などという偽善が広がれば、
更なる不景気が取り返しの付かない更なる不幸を招く。
日本人が暗く打ちひしがれている間に、
外国の余剰資金が安値で復興株を買いあさるのは明白なこと。
復興後の日本を幸せにするには現実を語ることだ。
今度こそ美しい言葉だけの評論家に惑わされてはいけない。

「強い建物、強いインフラ、強い原発、強い経済、強い国」
今度こそ、平和ボケから目を覚まそう、
出動した10万人の自衛隊の存在意義が今、分かったか?
「自衛隊は暴力装置」という馬鹿げた人に政治を任せてはいけない。

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