不動産業界では、軽く見られたらいいことはない。
4000万の物件も4500万で売りつけられる。
前にも言ったように、相場感覚を身につけて
「なるほど」と思わせる合理的な理由をつけて
「少し、高いようですね。3700万なら買いますよ」
と、言えるようにならなければいけない。
意味もなく値切るのは馬鹿にされるだけだから、
そんな真似は絶対にしないように。
もし経験がなくて、そんなことを言う自信がなければ
鏡に向かって、自信に満ちた顔を作る練習をしたらいい。
また、不動産購入とは直接は関係がないが
「幸せだ」という顔を作る練習も是非しておくといい。
つまり、いい人生を送っていい顔になるのではなく
いい顔を作っていると、いい人生を送れるようになるということ。
更に、顔が幸せそうだと、嘘みたいに幸運まで飛び込んでくる。
そう、そんな人にはいい情報が入ってくるようになるのだ。
U不動産の社長は女性で、横浜でも一番怖い場所に事務所を構えている。
その事務所の周辺の繁華街に千坪以上の土地を持ち、規模も半端でない。
そんな女社長の前に座ると本当に緊張すると誰もが口にした。
顔に自信が溢れ、近寄りがたい雰囲気を漂わせている。
この業界には結構女社長も多く、大きく仕事を展開している。
きっと、「男には負けない」という気概で生きているのだろう。
そういった自信とか気迫はこの世界での成功の鍵となる。
でも、一つだけ勘違いしないで欲しいことがある。
言葉遣いを横柄にしても自信家には見えないということを。
本当に自信のある人は、謙虚な言葉遣いをするものだ。
人を見下したようなことばを使う人は、一時的には成功しても
長い人生の終着点では、絶対に成功者でいることはない。
多分、いい話がそんな人のところには来ないからだろう。
私は言葉遣いの悪い人を絶対に仕事の相手にしない。
また、面と向かっては「〜さん」といい、
別の所で同じ人を「〜くん」などと言葉を使い分ける人は
絶対に仕事の仲間に入れない。
こんな言葉の二重使用者はだいたいろくでもない奴だから。
これはとても簡単で役に立つ人間選別法だ。
人生の成功は人が持ってくるものだから
人間的に素晴らしい人に囲まれていることが
仕事で成功するために最も大切なことなのだ。
関連豆知識:不動産情報の集め方
①不動産業界には鬼が住んでいるから、町で見かける不動産屋に
ふらっと入っていくことだけは絶対にしてはいけない。
お勧めの会社は
●野村アーバンネットのような上場している業者か上場している会社の子会社
●三井のリハウスとかセンチュリ−21のような大手のフランチャイズの業者
●本当に信頼の出来る人の紹介で、地元でも長く仕事をしている業者
②先ずはインターネットで。不動産投資サイトで有名なのは
イサイズ、インデックスone、 ノムコムプロなど。
もちろん、不動産会社名で検索しても多くの情報が得られる。
③店が決まったら、お金を持っていなくても
持っている振りをして店に入っていくこと。
自分がだめなら、叔父さんがすごいとでも言って
めちゃくちゃ自信のありそうな顔で話すことだ。
お金がなさそうだと、真剣に相手にしてくれないから。
④客が入ってきたのに、客の顔を見て挨拶もしないような社員
の多い店とは意地でも取引をしない方がいい。そんな店のやる
仕事はろくでもないから。
写真説明:一日かけてゴルフをやるのは嫌いだ。
午前中デスクワークをしてからゴルフに出かける。
先週は河口湖の近くにある鳴沢ゴルフ倶楽部で
午後のラウンドを存分に楽しんだ。
最高級のコースで7千円、世の中変わった。