横須賀、時々表参道

駅から1分の家は海が一望で山が目の前だ。
孫との散歩は牧水ビーチに行くことが多いが、
月に一度は標高200メートルの山にも行く。
理想の故郷で、毎日を過ごしている。

そんな故郷にも少子高齢化の波が押し寄せ、
人口減少と街の衰退に歯止めがかからない。
で、この人口3万の「北下浦」活性化のために、
観光協会の会長職も引き受けた。

しかし、基盤となる町内会も衰退の一途。
以前汗を流した横浜の町内会よりは
まだましだが、流れは全く同じ下り坂。
若者が参加したくなる要素が何もない。
何故って、若者に楽しい企画が少なすぎる。

若者ターゲットの移住促進のために
「移住用の空き家を訪ねて歩く会」
「この地の有名人の別荘を見て歩く会」
「山城ガールとの三浦一族故郷探訪」
「きたしたうらの富良野を歩く会」
「インスタ映えポイントを訪ねるハイク」
色々と企画するが、すんなりとはいかない。

「初めにルールを作れ」
「そんなことより先にやることがある」
「情報の管理に責任が取れない」
挙句の果てに、「企業とは手を結ぶな」

金は出さない、ラインは危険だ、
あれもダメ、これもダメ
自分の会社なら半年で出来ることなのに・・・・・
最近は「辞職届」を懐に会合に出ている。
これ以上足を引っ張られたら辞めようと・・・

そして、そんな暗い気分の時には、
買いかえたばかりのポルシェで東京に行く。
ポルシェも電子化が進み、運転は超難しい。
渋谷に車を置き、のんびりと歩き始める。
宮下パークから表参道へ歩くのがマイルート
裏原で20代前半の「悪ガキ」時代を思い出す。
表参道の超近代的なデザインの建物を見ながら
「こんな建物に挑戦したい」と夢を膨らませる。

「やっぱ東京はすげー」
きょろきょろしながら歩くと、
気が付けば青山通り、246号線を渡って、
高樹町通りから骨董通りへと向かう。
「ここは何度来てもいい」と混みあうカフェに。
この6月28日に牧水ビーチにオープン予定の
ドッグカフェにもこんなに客が溢れるだろうと
高ぶるワクワク感が止まらない。

企業連携活動で仲良くなった社長がオープンする
2号店で、料理も一流で青山でも通用する名店だ。
このカフェで絶対に街が変わると確信している。
「ヴィジュアルに街を変えたい」という私の夢が
素敵な社長の協力で一歩も二歩も前進する。

そして、渋谷に置いた愛車へとタクシーで戻り、
MMのマイホテル「横浜ベイコート」でディナー
「さー、明日からまた頑張ろう」
85歳までは滅私奉公しなければ・・・

カテゴリー: 不動産・ビジネス パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です