Life is a journey with a heavy burden.
と、家康が言ったとか言わなかったとか・・・
最近、この言葉が体で理解できるようになった。
格言とか、名言というのはただ知っているのと
理解して自分のものにしているのとでは全く
次元の違うことだということが分かってきた。
だから、なんでも知識として知っていると胸を
張る優秀な一流大卒が意外と惨めな人生を
送ることが多いのはそのせいなのだろう。
また、そう考えると、世の中は結構公平なの
かもしれない。
「本心を磨く」で書いたことにも通じるが、
人生とか世の中というのは言葉で知って
いても上手には渡れない厄介なものなのだ。
難しいこと、苦しいこと、理解不能なことを
何回も通り抜けて初めて上手に世間を渡ることが
出来るのが人生なのだ。そして、それが
分かれば、もうそれ以上怖いものはない。
「あー、いつになったら楽になるんだろう」
そう言っている内は、絶対に楽にはなれない。。
勿論、一瞬の楽、一時的な楽はあるだろう。
1月に晴れた日が続くことがあるように・・・
でも、必ず、また雨が降り、春の嵐がやってくる
のだ。
そんな春の嵐で済めばいいが、もしかしたら
ウクライナのように日本が焦土と化す日が
来るかもしれない。それもまた人生なのだ。
歴史上、百年も平和が続いたことなんて、
この地球上にはなかったことなのだから・・・
歴史を紐解けば、残虐な戦争の連続が歴史
そのものなのだから。
だからこそ、人生が楽しいと思える強靭な心を
身につけるしか、楽しく生きる術はない。
実際の苦しさの他に、苦しいことが
起こるかもしれないという不安に怯えて
生きていくのが人生だとしたら、もうそれを
楽しめる強い心を体得するしか幸せになる
方法はないではないか。
だから、苦しいときにはこれは神がくれた
試練だと思って楽しく問題解決法を考え、嘘
でもいいから楽しそうな振りをして生きよう。
隣の人は毎日楽しそうだなんて思っている人に言
いたい。その人だって人には言えない家族問題
や病気を抱えていて、絶対に心底幸せだなんて
ことはないから安心したらいい。妬まない、
羨ましがらない。歳をとらない人なんかいない。
みんな老人になり、病気を抱えて、もだえ
苦しんで死んでいく。それが人生なんだから。
強くなれ! 強くなれ!
強くなって、難事を楽しめ!
そして、日々是好日にしよう!