新都市づくり

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12_image-1o0600045013376457615今夢中なのはコンパクトシティづくり。
そして、このシティの周りに欠かせない
のが里山。京急長沢駅から徒歩5分で
里山の入り口に着く。ここの水辺では
白鷺が餌をついばみ、カワセミが見事な
舞を見せてくれる。烏瓜が鈴なりの解脱の
坂から海を臨めば辛い思いも嘘のように
消え去る。

里山とは、田畑、小川、ため池、雑木林が
集落と一体となっている地域のことだ。
もしここに生活を営む人たちがいないと
ただの田舎の山地になってしまう。
人が住むか住まないかで雲泥の差が生ずる。

田畑、水路、ため池は勿論、雑木林も人
の手が入ってこそ生きてくる。山は
ほったらかしにしたら荒れ地になって
しまう。そこで必要なのが「整林」だ。
その山に合った広葉樹と針葉樹の
バランスを考えた森創りこそが里の生活
を守ることになる。つまり、これこそが
肥沃な田畑に繋がり、水路を安定させ、
ため池の水を保つことになる。

更に一歩進んで、集落のエネルギーも
この自然のサイクルから生むことを
考えている。それがバイオマス発電だ。
バイオマス発電も再生可能エネルギー
の一つで、動植物などから生まれた
生物資源であるバイオマスを燃料として
発電する仕組みだ。

既に我々の仲間の一部上場企業が
津久井の里山の一角に広大な土地を買い、
バイオマス発電に取り組もうとしている。
山の間伐材や付近の農家から出たゴミ
などを燃料として発電するのだ。人が
出すゴミをただゴミ処分場で燃やして
しまうことと比べたら、どれほど
素晴らしいことかが分かるであろう。

こうして、京急長沢駅前は里山に
抱かれた他に類を見ない夢のような街に
生まれ変わるのだ。自然があり、
文化があり、医療施設が充実し、
子供たちの声がこだまする素晴らしい
コンパクトシティがもうすぐに生まれようとしている。

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