防犯対策の家

色々な事業を展開している。
事業欲からではなく単に「やってみたい」
という好奇心から。だから、やりたいこと
は何でもやる我が人生が楽しくてしょうが
ない。

AIセキュリティという防犯の会社もやって
いる。きっかけは横浜に進出した時に、
何度も泥棒に入られたからだ。ただ、何か
高価なものを持っていかれたことは一度
もなかった。事務所には、お金や貴重な
ものを置かない習慣だったから。

洋光台の事務所などは毎年のように泥棒に
入られた。だから、どんな家が狙われるか
をたっぷりと学んだ。そんな経験を積んで
いるから、車で街を走っていると、
「こんな家を建てちゃだめだよ」という
家はすぐに目につく。横須賀の山科台に
数年前に建ったあの家などは典型的な
「入って」という感じがする。あれでは
生活が丸見えで、気の休まる暇がない。
可哀そうな家だ。

そんな私が25年前に横浜の港南台に
建てた家は、防犯には理想的な家で、
山科台のあの家の数倍の豪邸だが泥棒
には一度も入られたことがない。
というか、入ろうとして失敗した泥棒が
3回も警察に逮捕されている。

家の防犯で大切なことは、防犯ラインの
意識だ。戸建てなら、敷地防犯ラインと
建物防犯ラインと生命防犯ラインの設定
を忘れてはいけない。このテーマをセコム
の人と話したら、キョトンとしていたの
には驚いた。私には、当然の常識なのだが・・・

敷地防犯ラインとは、塀を乗り越えて
入ってくる泥棒をどう察知するかだ。
塀を乗り越えたら、大音響で警備して
いることを知らせるのは一般的だが、
出来れば、塀の前でうろついている
段階で警察に通報したい。
それが、センサーとカメラと通報の
組合せシステムだ。この装置は価格
が安い割に面白いほど役に立つ。
というか、防犯が癖になる。

敷地防犯ラインの内側には、
当然建物防犯ラインがある。
港南台の家のガラスなどは、
銃弾をも通さないスーパー強化ガラスだ。
ハンマーで叩いても割れない。
その他に一度落ちたら出られない落とし穴
だのここには書けない様々な工夫がされて
いる。正に、映画の世界だ。

生命防犯ラインについては、
次の機会に書いてみる。

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