つきを呼ぶ職業選択

職業選択時の動機は実に運命的だ。
斜陽の親の仕事を継ぐことほど悲しい
ことはない。斜陽でなくとも将来性がない
仕事を継いだ場合も悲劇が内包されている。

理想の仕事は、「楽で儲かる」と
「人に喜ばれる」の二つの条件を
満たしていることだろう。教え子の中には
それを地で行くような
男が何人もいる。

大阪で高級外車専門の中古車販売を
している男がその筆頭だ。彼は子供のころ
からスーパーカーが趣味だった。だから、
迷わずその道に進み、30歳で独立。愛車の
ランボルギーニ ウラカンに乗ってお客を
訪問し、2~3千万の中古車をガンガン
売りまくっている。

最近では、クルーザーも取り扱うように
なり芦屋のハーバーには5千万はする自身の
船が二艘も置いてある。そんな彼の口癖は、
「素敵な漁船を買いませんか」だ。

私がいつも言っている、「金は有るところ
から流れてくる」理論を実践しているのだ。
つまり、川上を金持ちに見立て、川下に
簗を仕掛けるような楽しい人生を謳歌
している典型だ。

調剤薬局を6店舗も展開し、貸しビル経営
に手を伸ばし、浦賀のヴェラシスに8千万
のクルーザーを置いている男も大成功者だ。

何度も言うように、楽して儲かる商売を
探すには、そんな人がどこにいるかを
調査すればいいだけのことだ。例えば、
ヴェラシスで毎日お茶を飲んで、
友達を作ればすぐに分かるだろう、
「どんな職業の人が楽しく遊んで
生きているか」が。

間違っても、安さが売り物の居酒屋に
たむろして、政府の批判なんかを大声で
やっている人の仲間にはならないことだ。

だから、運のいい人との人間関係を増やし、
運の悪い人との人間関係を切ることが大切
なのだ。運のいい人は、必ず素敵な
ビジネス情報をくれる。そして、
その匂いのする世界に引き寄せられて
いけば、生きたまま天国に行けるのだ。

分かりもしない政治家の批判なんかして、
不満ばかり口にする人には絶対に
近づいてはいけない。「オリンピックは
やるべきでない」とか「菅が間違っている」
なんて偉そうにどうでもいいことを言う
人間とはすぐに手を切ろう。

「この世の中は楽しいことだらけだ」
という人間とだけ仲よくしよう。そして、
自分の子にはそんな人間になれるよう素晴
らしい仕事へのレールを敷いておいて
あげよう。親が楽しい仕事をパイロット
してあげれば、子の幸せは間違いない。

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