スローガンを掲げよ!

静かに目をつぶって考えた。
「野党」ってこの10年間、
一体何をやってきたのか。確かに、
安倍さんの小さなミスを暴いたりして、
暴走を食い止めたりはした。でも、結局は、
ケチをつけるか、批判をするかばかりで、
何一つ大きなスローガンを掲げてそれに
向かって汗を流したことはない。
野党って実に馬鹿げた集団だ。

明治以降の頭に浮かぶ有名なスローガンを
いくつか挙げながら、スローガンの重要性
を考えてみた。

①岩倉具視らの「富国強兵」は誰でも
知っている明治政府のスローガンだ。
地租改正と殖産興業で富国を図り、
徴兵制で強兵を目指した。その結果は、
日清戦争、日露戦争の勝利に繋がり、
現在のG7メンバーになれたのもここに端を
発している。

②戦後の1960年代、池田内閣が掲げたのが
「所得倍増計画」 この政策のお陰で、
我々は成人してから40歳位までの20年間、
所得がぐんぐん増えていった。その意味で、
そんな経験をしたことのない今の若い人が
可哀そうでならない。

③1970年代、田中角栄内閣が掲げたのが
「日本列島改造計画」 この頃は、日本中が
目に見えて変わっていくのが体感でき、
この国に生きていることが誇りに思えた。

④1980年代は「三公社の民営化」を掲げた
中曽根内閣が活躍した。今のJR,JT,NTTは
このスローガンの下で誕生した。お陰で、
ストライキで電車が止まることはなくなった。
また、誰でも知っているルミネ、アトレ、
シアルなどは中曽根民営化で生まれた
ショッピングセンターである。そして、
この頃、日本は、Japan as number one と
世界中でもてはやされていた。

⑤2000年、日本が少し下り始めていた頃に
誕生したのが小泉内閣。彼のスローガンは
「郵政民営化」 これによって、40万人の
郵政公務員が民間人になり、350兆円の
資金が日本国民のために使われるように
なった。

1944年に生まれ、池田内閣、田中内閣、
中曽根内閣、小泉内閣の改革スローガンの
下で、目に見えて日本がよくなっていくの
を体験した。そして、悲しいことに、
その都度、野党は的外れな反対運動を
していたことを忘れはしない。

例えば、郵政民営化で過疎の村の郵便局が
なくなるから民営化はよくないと野党は
反対していたが、そんなことは全く
起こらなかった。TVもそんな特集を組んで
反対運動を煽っていた。あれはいったい
何のための反対だったのか。思い出しても
野党やTVの嘘に腹が立つ。

野党がスローガンを掲げ、政権を奪取した
ことなど一度もない。その意味で、
野党って大馬鹿集団だと確信している。
彼らが掲げたスローガンをあえて挙げれば、
「人に優しい政治」「弱者に寄り添う政治」 
「嘘をつかない政治」などで、どれもこれも
具体性がなく、抽象的で雲を掴むような
スローガンばかりだった。

更に、三重野日銀総裁を唆しバブル崩壊を
引き起こしたのも野党のせいで、
この後20年間、この国は加速度的に弱体化し、
多数の国民が貧しくなっていった。野党に
とっては、「豊かさ」は敵なのか。彼らが
やっていることをスローガンにすれば、
「国民総貧乏化」だろう。野党って本当に
何を考えているんだ。

野党は、建設的なことに金を使わず、
弱者に金をばらまく票取りの政策しか成し
遂げてこなかった。ただの一回政権を奪取
した時は票欲しさに子供を餌に金をばら
まいた。結果、近い将来にはばらまく金も底を
尽き、最後には日本を財政破綻に追い込むこと
になるのだろう。

野党の皆さん、素晴らしいスローガンを掲げ、
日本を良くしてください。あの強くて豊かな
日本を取り戻してください。そうでないと、
今の子供たちが余りにも可哀そうです。

「怠け者に優しい政治」でなく、
「頑張る者が報われる政治」をお願いします。
でないと、日本は中国の属国になってしまうの
ですから。そうなったら、日本民族は
ウイグル族のように弾圧されてしまいます。

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