説明してたら勝てない

「人生いろいろ、会社もいろいろ!」と言って細かい説明を避けて、有名になった小泉元首相。これをいいとか悪いとか言っても今更意味がない。

ただ、一つ言えることは、社長が社員を雇う動機は色々あって、会社に敢えて出社させず、隠密の使命を与えることがあるという小泉元首相の言うことは当たり前なのだ。つまり、会社に出勤させて、朝9時から夕方5時まで働かせるばかりが会社ではない。

隠密社員の使命は最後まで隠密なのだ。それを説明などしたら、そんな方法で勝負していることを競争相手の会社に教えてしまうことになる。あーだのこーだの言う周囲に、いちいち説明しろという方がおかしい。

会社は競争に勝つことが社員への最高の贈り物なのだ。そのやり方を話せという方が馬鹿だということも分からないで、「説明責任」などと高校生みたいなことを言う人に付き合っている時間が無駄だ。

もし、貴方がどこかで「説明責任」という言葉で正義を語っているとしたら、その時点で貴方は会社経営者にはなれない。だから、なんとなく説明すべきだと思えるナイーブな人は、大人しくサラリーマンをやって、つつましやかな道を歩むことをお勧めする。

人事だって、説明できないのが当然だ。経営者はあらゆる手を使って情報を集め、社員の思考回路を探っている。そして、反会社的な人は中枢から外していく。それをいちいち説明なんてできない。つまり、手の内をさらすことになる。だから、説明なんてしないのだ。

組織を知らない単細胞の人間とは、組織論を語りたくない。つまり、彼らには説明なんて絶対にしない。ただ一つ、会社間や国家間の競争に「勝つ」ということは、それほど簡単なことではないことを知ってもらいたい。

中国は恐ろしい国だ。中国から活動資金を貰い中国に情報を売っている国会野党議員もかなりいるという噂もある。だから、米中戦争は米国に勝って欲しい。しかし、説明責任を叫ぶ民主主義国家が一党独裁の中国に勝てるとは思えない。※コロナ対策一つ見てもよく分かる。

相手の中国が共産主義を捨てるまで、一時的に我々日本も米国も民主主義を半分は捨て一致団結しなければならない。悲しいことだが・・・・
国民がそのことに早く気付いてほしい。

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