会社経営三つのハードル

コロナショックの報道番組に出てきて窮状を
訴える経営者の口から出てくるセリフで一番
多いのが、「客が激減して家賃も払えない」
という言葉だ。

この言葉から推察できるのは、店舗経営の
最重要ハードルが「家賃の支払い」にあると
いうことだろう。この種の番組で次に耳にする
のが、「こんな状況では借金返済も出来ない」
という言葉だ。

つまり、経営者の頭に重くのしかかっているの
が「家賃」と「借金返済」ということになる。
ということは、経営目的の中で当たり前に思われ
ている「人件費を稼ぐ」というのは、かなり
越えるのが難しいハードルということになる。

学生時代に新橋でカフェをやっていた。
運よく借金はしないで開店したので、家賃と
二人分の人件費さえ払えば、残りは私のもの
だった。一つハードルがなかったので、かなり
優雅な学生生活を送れた。

起業して、家賃支払いも借金返済も必要なく
人を使わずスタート出来たら、コロナショック
にもビクともしない経営が可能になる。起業する
ならこんな経営を目指したい。

先の見えない現代、お店を構えて事を起こそう
というのならば、家賃は兎も角、せめて、資金を
貯めて無借金スタートをするような独立をして
欲しい。決して、無理な独立はして欲しくない。

それが無理なら、スポンサーを見つけて、
そんな人の援助を受け、危険を回避しながら
起業するのが賢明と言える。

「家賃」「借金」「人件費」という三つの
ハードルをクリアーして、更に「キャッシュ
フロー」を叩き出しながら多店舗展開している
人は、本当に優秀な経営者と言える。

その最先端にいる企業が、すき屋を興して
世界一の外食チェーンを展開している
「ゼンショーホールディングス」だろう。

安部政権を批判している暇があったら、
ゼンショーホールディングスくらいの商売を
研究した方がいい。実戦の世界で生きる方が
評論の世界で生きるより、ずっと充実した人生
を送れる。

※勉強もせず総理大臣を批判する芸能人を
見ていると反吐がでる。

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