衆愚政治の成れの果て

重慶で8月に開かれた「スマート産業博覧会」
に行った。そこで見たものは
民主主義国家=衆愚政治国家(西欧型国家)が
中国に征服される日が近いことを見せつける
光景であった。

あらゆるデータを24時間取り込み続ける都市国家
システムを実現した重慶の発展は、
西洋の国々が束になってかかっても敵わない
ことをまざまざと見せつけていた。

一帯一路政策を象徴する貨物鉄道「中欧班列」
の重慶から終点ドイツのデュイスブルクまでの
都市を地図上で眺めるとアメリカですら中国に
勝てないことが明白であることが分かる。

衆愚政治国家の一つ日本での話題は
「桜を見る会」だが、こんな悲しい政争を
見ていると日本に未来はないと強く確信
してしまう。子や孫に伝えるアドバイスは
「日本に未来はなさそうだから・・・」だ。

更に、故郷「横浜」に目を向けても、
統合型リゾート施設(所謂カジノリゾート)
への賛否を問うアンケートをとったら、
横浜住民の8割が反対しているとテレビや
新聞が囃し立てている。

カジノとは何かを知らない住民にアンケート
をとる馬鹿げたやり方にも腹が立つ。
これこそが衆愚政治の象徴だ。

シンガポールにカジノ付きの
マリーナベイサンズが出来たからこの街の品が
なくなったなんて誰も感じていない。

結果は、その真逆なのだ。世界中の金持ちが、
ここでお金を使い、シンガポールの税収は激増し、
その金でこの国は益々美しく上品な国に
成長しているのだ。

衆愚政治を止めるために、常識テストに
合格した者だけに選挙権を与えるなど、
色々と工夫しないと、本当に日本に未来は
なくなっていく。それでは、子や孫に本当
に申し訳なくて・・・

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