横須賀をどう再生していくかについて、
大学教授とか学生を巻き込んでも
成功はしないと何回も書いています。
でも、この意見には少し反感をかって
いるのではないかと心配もしています。
ただ、実際に横須賀の人口は減り続けて
いることは事実だし、私が関わった
創生関連の会議はどれも馬鹿げていた
ことだけは前回も書きました。
もう一つ前回とは別の事例を挙げてみます。
「横須賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略
推進会議」という素晴らしい名前の創生会議が
平成26年に存在したことが市のホームページに
載っています。
この会議の結果、何か目に見える成果が生まれた
かはどこを探しても見つかりません。
空しい数値目標のようなものだけが報告されて
います。こんな活動の結果として、前市長が
落選したのかもしれません。
このメンバーのトップには案の定大学教授の
名前が鎮座していました。申し訳程度に企業の
名前もありましたが、横須賀に縁のある決まり
きった企業で「お付き合い」という感じです。
要するに、命を懸けて参加しているなんていう
人や企業はゼロという感じで、「口」は出しても
「汗」はかかない人や企業ばかりのようです。
東京での創生活動にはそんな○○会議なんていう
のは少なくて、三井不動産、三菱地所、
東急、森ビル、住友不動産などの企業が社運を
かけ命懸けで街づくりに取り組んでいます。
横須賀創生にはもう会議はよしましょう。
「金を出し汗をかく」ことが大切なんです。
横須賀市も、創生への挑戦をそんな真剣な企業
とやって欲しいのです。その意味で、
今の市長に期待しています。
そう、期待するしかないのです。