三浦半島創生

地方創生の企画が百花繚乱です。
お盆休みに、三浦半島に関係する
創生案をネット上で探してみたら、
10本の指では足りないくらいです。

行政が音頭を取ったり、大学が中心に
なったり、商工会議所が主催したり、
議員さんが旗を振ったり・・・

それらの中に成功事例があったか
なかったかの答えを出すのは難しい
のですが、横須賀の人口は相変わらず、
減り続けていることだけは事実です。

どうして、大成功の案が出てこないのか。
幾つかの創生活動に参加した経験から、
いろいろと考察してみました。

実を結ばない一番大きな原因は、
企画に命懸けの人が参加していない
ことにあるような気がしました。
もし参加者が命懸けの企業人でしたら、
企画の失敗は破産に繋がり、挙句の果てに
自殺しなければならないことだって
あり得ます。つまり、命をかけるくらい
でないと実績は出せないのです。

行政が400万を出した活動に参加した時に、
その実態を垣間見ました。出てくる数字が
全て机上の空論なのです。そんな数字を
基本にした意見を基に会議をしていた
のには唖然としました。例えば、
家賃計算のときに、相場が坪8千円の場所
なのに、坪3千円で貸してくれるだろうと
予算計上していたのです。これを言ったのは
大学教授でした。もちろん、そんな企画は
雲散霧消し、800万の税金は何も生み
ませんでした。こんな話はごまんとあります。

そんな経験から、私が一番近寄りたくないのが
大学中心の活動です。つまり、教授と大学生の
研究会ほど時間の無駄はありません。
こんなところからの提案が成功に繋がった
事例を今までに見たことがないのです。

何を血迷ったか、京浜急行がそんな学生を
呼んで企画した挑戦がありましたが、
当然何の結果も生みませんでした。
テレビで取り上げたり、新聞に書かれたり
しましたが、泰山鳴動鼠一匹に終わったのは
言うまでもありません。

行政とは不思議なところで、企業が命懸けで
やろうとすることには協賛をしてくれない
ことが多いのです。話だけは聞いてくれる
のですが・・・

マスコミとか行政は、大学とか福祉とか
弱者とかを前面に出していかないと仲良くして
くれないようです。だから、それを食い物に
するような福祉関係者が多いのには
本当にがっかりです。

行政の皆さん、議員さん、横須賀を創生する
ために、それに命懸けの企業と連携しましょう。
儲からない創生事業にお金を出そうという
「横須賀愛」に溢れた企業と手を結びましょう。

東京の街作りを見れば、みんな企業がやって
いますわね。六本木ヒルズも、渋谷も、
丸の内も、八重洲も、銀座も、、、、、

もう、大学とか学者とか学生とか評論家とは
手を切りましょう。そして、結果の出ないことに
税金を使うのをやめて、何とか横須賀を
手遅れにならない内に再生しましょうよ。

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