育てる人と助ける人

老人介護に携わるヘルパーさんは介護保険を
使える恵まれた老人の世話をする。介護の
世界も金次第なのだ。だから介護保険も使え
ない介護弱者たちを助けるボランティアの
人たちがいて、今日はそんな人たちとの
会合を持った。

弱者を助けるボランティアの人も街を育てる
私のようなボランティアの人もどちらも
素晴らしい社会貢献家で、甲乙つけてはいけ
ない。このことを認識して会合に臨まないと
いけないのだが、それが出来ずに意見に
すれ違いが生じてしまうことも多い。

例えば、「高木さんも私たちの活動に
参加してください」なんて言葉が出てきて
しまう。老人介護のボランティアをする
体力的余裕はない。もちろんその優しさは
持っているから妻の介護を10年も続けて
きた。だからと言って、得意分野の
「育てる」を止めるわけにはいかない。
それは私の天命と信じているから。

私の町おこしは街を元気にする人たちを
無償で応援するスタイル。自分が前面に出て
やれることなんて微々たるものだから、
仲間を増やすことに力を入れている。だから、
仲間増やしが活動の中心である。

私は「助けると育てる」の違いを知っている
から、その人たちに「町おこしに力を貸して
ください」とは言わない。とはいえ、
この二つには大きな接点がある。

その接点を広げるのが今日の会合の目的
だったのだ。第二回目の会合を持つ約束を
して今日は散会した。

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