終活と介護と事業拡大

5月、ついに後期高齢者の仲間入り。
とは言っても、駅の階段は一段飛ばしで
駆け上がっているし、老化の自覚は少ない。
後期高齢者なんて、単に生まれてからの
経過年数の問題だと思うようにしている。

しかし、同期の仲間の約3割は他界したし、
健康で生きている友は半数を大きく切った。
耳が遠い、目が悪い、歩行が困難などなど、
老化の恐怖に怯える毎日である。

なので、当然終活の必要性は感じている。
突然死もあるだろうと、通帳や書類や鍵を
見える化したり、エンディングノートを
つけたり、遺言を書き直したりと忙しい。

一方で、事業欲は一向に衰えていない。
三浦半島創生の会での社会活動や、本業の
貸しビル業の展開は全く以前と同じペースだ。
逆に、もしこれを止めたらすぐに病になって
しまうような気がしてならない。

だから、終活と事業拡大という相反する
二つの活動をバランスよくこなすことに
工夫を凝らしている。その上、10年に及ぶ
妻の介護を老後生活の中にどう取り込んで
いくかも今後の大きな課題である。

あと何年生きるのか、あと何年頑張れるのか。
そんな不安を抱えながらも、慕ってくれる若い
人たちの良き人生案内人になれるようにと
研鑽も重ねている。

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