街を変える3つの法則

三浦半島創生の会の同志を増やすのに
欠かせない法則がある。意外と簡単な
事だが、多くの活動家たちはこの法則
を破って、組織を空中分解させている。

第一の法則は、「人に損をさせない」
例えば、ウィンドサーフィンから上がって
きたら待っていた子供たちと寛げるスタバの
ようなカフェを3千万で作ろうという企画を
立てたとする。

この企画に手を挙げる人がいなかったとき、
金持ちのAさんにそれを押し付けたとする。
当然、Aさんは断るだろうが、その時点で、
Aさんは退会してしまうだろう。こんなことで
金持ちのメンバーを早々に失うなんて
愚の骨頂である。

こんな時は、三方一両損の法則で、
全メンバー10人でファンドを組み、
一人300万の負担にすればいいのだ。
これなら、危険が偏らないで済むから、
退会者もでない。3千万は無理でも300万
なら出せる人はかなり多い。

第二の法則は、「無理強いをしない」
当然、活動には事務的なことが伴う。
この仕事を誰か一人のメンバーに押し
付けたとする。その押し付けられた人は、
しぶしぶ数か月はやるだろうが、その
うちに退会してしまうだろう。

こんなことでも、全て皆に公平にバランスよく
仕事を割り振ることが大切だ。喜んで
やってくれる人がいるなら別だが・・・

そして、最後の法則が、
「目に見える増殖企画」であることだ。
ネット上には横須賀や三浦半島を元気にする
という掛け声だけの活動が五万とある。
しかし、そのほとんどが掛け声だけで、
その後、それが形になったという活動は
ほとんどない。そんな中での希少な成功例
を挙げるてみる。

野比海岸には水仙ロードがある。水仙を
植えていくのは地道な活動だが、目に見えるし、
植えられた面積も増えている。大楠山には、
河津桜山道がある。年々見事な桜が増えている。
このどちらの活動も植え付け面積が増えている。
これを増殖活動と呼んでいる。

我々の活動だったら、先ず一棟目を建てる。
軌道に乗ったらまた一棟建てる。こうして街の
イメージを作り上げていくのだ。長沢では、
もう2棟目の企画が進んでいる。
これから、長沢駅周辺はどんどん変わる。

もう一つ。グリーンハイツ中心街には違法駐車を
当たり前とする文化があった。しかし、
私が時間貸し駐車場を整備し始めたら、
もうそんな駐車場が4か所に増えた。街の景色が
変わり始めた。もちろん、その施設を利用したら
無料になる仕組みだ。これこそが品位ある街の姿だ。

素人がよくやる「違法駐車を取り締まれ」という
のは、街の活性化には繋がらない。否、それでは
街は衰退する。逆に、駐車できるスペースを
増やすべきなのだ。ただし、有料で。その結果、
街に来る人は増えるし、街の秩序が保てるし、
街にお金も落ちる。そうすれば、住んでいる人の
利便性も高くなる。

街を変えるなんて、この三つの法則に従えば、
結構簡単なことなのだ。政治に頼ったり、
結果を出したことのない評論家の講演を
聞いても、事はなかなか進まない。
もう、批判は要らない、行動あるのみだ。

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