都市計画道路「久里浜田浦線」が開通して半年、
長野に来たような錯覚を起こさせる山の中の
美しい道路は急に汚い産業道路に変貌し始めた。
観光立国を目指すなどと言いながら、
調整区域内の建築を厳しく制限するものだから、
ロードサイドには建物を必要としない
資材置き場、廃車置き場、ごみ置き場、土砂
捨て場ばかりがどんどん増えていく。
この無策ぶりこそが今の日本の衰退を生んだ
証左だ。
自然保護活動の結果が最悪の景観を生んでいく。
今思う、いったい彼らは何を保護しているのか。
世の中の開発規制の多くが日本を壊そうとする
地下活動家たちに利用されていることを
我々はもっと知るべきなのではないだろうか。
政治家も「票に結び付く安直なこと」ばかりに
夢中になり、行政は「責任逃れのこと」ばかり
に長刀をふるう。日本を真剣に愛しているなら、
このような問題にこそ前向きに取り組んで欲しい。
調整区域でも一定の条件を満たした道路の
両側10メートルには生活向上のための
建物を認めたりしている。また、町おこし的な
店舗建設に建築確認をおろしている。
しかし、その運用は実に厳しく、
街づくりの障害になっている。
丘陵都市・横須賀再興の最大の障害は
この丘陵地を覆いつくす調整区域の法運用である。
誰か論客はいませんか。誰か力のある方はいませんか。
調整区域を活用して、一緒に横須賀を魅力ある都市に
再興しましょうよ。