多くの人は受ける迷惑には敏感だが、
自分がかける迷惑に鈍感なのが気になる。
人は迷惑をかけずに生きることなどできない。
それに気付かないから謙虚さが失われ、
その結果、人間関係が壊れていく。
隣人同士のトラブル増加もそのせいだろう。
弱者に優しい社会はほのぼのとして嬉しい。
でも、優しさを受ける弱者が傲慢な場面も多い。
弱者なのだから優しくされるのが当たり前という
顔をされると優しい私でもムカッとくる。
これも受ける優しさに鈍感だから起こる事だ。
元気な若者もいつかは老人になり、
社会の助けを必要とするときが来る。
この時間的な必然も忘れてはならない。
例えば、車の運転者も街を歩けば歩行者だ。
乱暴な運転で恐怖を与える人が増えれば、
いつか自分が街で同じ目に遭うだろう。
嫌いなマスコミは、時として高額納税者
への妬みを記事にして、彼らを悪く言う。
社会を支える彼らを悪く言うなんて
マスコミはとんでもないことをする。
高額納税者が納めている税には
もっと感謝しなければならない。
受ける優しさにはもっと敏感でありたい。
かける迷惑、受ける迷惑
かける優しさ、受ける優しさ
社会がこの双方で成り立っていることを
我々は常に忘れず、感謝の心を育て、
謙虚でなければならない。
受ける優しさには心から感謝しよう。
受ける迷惑にはもう少し寛大になろう
人が常にこうして謙虚に振舞ったら、
社会はもっと明るくなるだろう