新聞購読をやめて30年になるが、
朝食を取るジョナサンや武蔵野の森では、
テーブルの上に新聞が置いてあるので、
ついついその新聞を読むことはある。
ある日、認知症カフェの記事を読んだ。
小さな団地の一角にオープンしたという。
「へー、そんなので採算が取れるんだー」
と、興味が湧いて、早速行って見た。
8畳くらいの部屋に椅子が10席あった。
そこに3人の認知症の方が座っていたが、
取材の記者を含め関係者が10人もいた。
とても、カフェとは呼べるものではない。
完全なネーミングのミスではないか。
正しくは、「認知症サロン」だろう。
こんなことがトップ記事になるなんて。
これこそがマスコミ受け企画の正体だ。
新聞記事なんてこんなものだ。だから、
勘を狂わす新聞購読を止めたのだ。
「英語村」などと謳う新聞記事もあった。
要するに、米軍所属の兵隊の家に、
高校生を招待するという馬鹿げた内容だ。
言語の本質を知らない老人議員の、
ただただ興味本位の発想である。
普通の感覚を持ち合わせた親が、
我が子をそんな危なっかしい家に
行かせるわけがないだろうに・・・
外人が皆善人だと思うことが狂っている。
刺青だらけの酔っ払い米兵が闊歩する
週末の夜の横須賀を歩いてみれば分かる。
ネイビーパーカーが150着売れて、
「これぞ地元愛」という記事にも驚いた。
横須賀高校の女子生徒の発案だとか。
偏差値急落の横須賀高校生らしい発案だ。
敗戦の象徴である米海軍=ネイビーを
企画の売りにすること自体が恥だ。
それを最優秀賞に選んだ大人もおかしい。
横須賀には良いものが沢山あるのに。
これでは人口減が続くのも致し方ない。
事業ベースにのらない偽善企画、
議員さんや年寄りの浅はか政策、
高校生や大学生の青い未熟提案
こんなのが新聞記者は大好きなのだ。
こんな馬鹿げたことが、
何年も何回も繰り返されている。
カフェの企画ならカフェ経営者を交え、
語学村なら、語学学校経営者を交え、
既に成功したプロの意見を聞きながら、
企画を実行に移せばいいのに・・・
こんな記事が溢れている新聞は
読めばなにげに仕事の勘が狂う。
読めばどうしても記憶に残るから。
こんな中身の薄い新聞の購読者が
どんどんに減る訳がよーく分かる。
そんな中、新潟県知事選の結果が出た。
偽善迎合のマスコミに惑わされない
ネット育ちの国民が増えているのだ。
明るい日本の未来を信じて頑張ろう。
本当の意味での「素晴らしい日本」
そこへ至る本筋の政策を提言したい。