出版依頼

不動産投資については自信があり、
それなりに結果も出してきたつもりだ。
だから、多少偉そうにブログなど書いて、
不動産投資の薀蓄を語ったりしてきた。

その投資結果の他人からの評価はともかく、
私が不動産投資で生んだ利益の総額は、
横須賀ではダントツ1位だと自負している。

つまりは40万都市では1位だろうと。
だから、横浜でも5指には入るだろう。
本を書いても可笑しくない実績ではある。

そんな折、大手の出版社から出版の話が来た。
そして、知ったのが書籍出版の裏事情。
日本には、出版形態は次の3通りあるという。
企画出版、共同出版、自費出版。

企画出版とは、出版社がその著者の本なら、
一定部数以上の販売が見込めると確信し、
出版費用全額を出版社が負担する出版形態だ。
一定部数以上とは大抵の場合4~5千部らしい。

それに対して、共同出版では
初版の出版費用は著者が負担することになる。
書店への販促や三大新聞への広告など
積極的な拡販活動を含んだ金額らしい。
結果、4千部の初版後、増刷となったら、
その増刷分からは著者に印税が支払われる。

初版の出版費用は会社によって違うし、
その販促活動次第で費用額も変わるらしいが、
概ね5百万円から7百万円くらいらしい。
意外だが、本の半数以上が共同出版だという。
だから、共同出版でも大したものなのだ。

最後が、よく耳にする自費出版である。
この場合は、出版社はただ頼まれた部数だけを
印刷し、販促活動はしてくれない。

昔、私の知合いの医者が、
アフリカ病についての本を「売れる」と確信し、
その研究結果を書籍として自費で出版したが、
あまり売れないで、破産したことがあった。

そのとき、初めて自費出版という言葉を知った。
親しい人の恋人だったので、よく覚えている。
それが、なぜか、その親しい人も連鎖破産した。

さて、今回の本の出版依頼だが、
私が開発した投資スタイルは独特で、
現時点でそれを公開したくはないので
今回の依頼は断った。

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