陰湿な「交通取り締まり」

車の免許をとってから55年になる。
その間に切られた違反切符は20枚以上か。
その8割は若い頃の故意犯的違反だろう。

最近の違反は、正しいと確信していての違反だ。
つまり、「これが違反なの?」というやつだ。
当然、釈然としない気分だけが残っている。

先日違反切符を切られた理由は、「歩行者妨害」
「横断歩道端に人が立っていたのに止まらない」
これって、最近かなり増えている違反事由らしい。

運転していれば、立っている人の顔が見える。
その人の目が、「渡らないからお先にどうぞ」
そう言っているから私は車を進めたのだ。
取締り警察官の位置では分からない角度だ。

当然、取締りの警察官にくってかかる。
しかし、刑罰の9千円で1時間も争いたくない。
だから、渋々諦めるが、「警察憎し」と思う。
「これからは、警察なんかに協力しないぞ」
そういう感情が生まれるのは致し方ない。

20人の教え子たちとの会合でこの話をした。
そしたら、何と半数の元生徒が同じ経験を。
月に千キロから2千キロも運転していると、
どうしてもこんな場面に遭遇してしまう。
皆、切符を切った警察を憎んでいる。

最近、警察の幹部になった教え子が言う、
「年間7百億円分の取り締まりをしないとね」
そして、出来るだけ身の危険が少ない方法で
その分をたたき出すにはそうするしかないと。
警察官の天下り先への金として必要らしい。

でも、こんな馬鹿げた取締りを続けていると、
国民の多くが警察を憎むようになり、
何かのときに、警察に協力しなくなる。

平均一人1万円の罰金と仮定すると、
700万人で700億円だ(実数にほぼ一致)
毎年のように700万人が切符を切られ、
その1割の70万人は、警察の敵になる?
これだけ多くの善良な国民を敵にして
国が本当に良くなるのだろうか。

国を良くするためには、
こんな疑わしきは罰する取締りを
一日も早くやめさせなければならない。
せめて、今回のような場合は
証拠写真くらいは撮ってから
私の車をとめるべきだ。

あの安倍総理とゴルフをする仲なら、
直ぐにでもこの話を伝えられるのに・・・

道路交通法違反数
▼ 第5位 「横断歩行者等妨害」 94,433件
▼ 第4位 「信号無視」  712,330件
▼ 第3位 「一時不停止」 1,231,190件
▼ 第2位 「駐停車違反」 1,530,064件
▼ 第1位 「最高速度違反」 1,835,930件

Recently I got a ticket for illegal driving.
I think it’s not an illegal driving
but a misconception control .

When I was younger,
I used to be a reckless driver.
But now I follow a traffic regulation.

Nowadays the police organization is like
a special political police before World War Ⅱ.

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