「あら探し野党」は要らない

中国経済の目覚しい発展の20年間に、
日本の経済は凋落の一途をたどっている。 
平成元年に約6兆円だった国債は
今では千兆を越えるほどに膨れ上がり、
その間に、大卒初任給はほとんど上がらず
年金はその支給さえ危ういと言われている。

政治に疎い私が、そんな視点から思うのが、
日本をダメにしたのは枝野などの野党だと。
自民党がいいとか希望の党がいいとかでなく、
国会の重要な時間を「あら探し」に使って、
国の発展と国民の安全については論戦しない、
そんな野党の皆さんのことが大嫌いなのだ。

そして、金がないのを知っているのに、
「弱者の味方、金のばら撒き」を語り、
国民の中の弱者の票ばかりを気にして、
挙句の果てに、日本経済をボロボロにし、
最終的には全国民を不安に落とし入れている。

今回の選挙で枝野が使ったスローガン、
「まっとうな政治を」には涙が出た。
このスローガンほど具体性のない言葉はない。
この言葉ほど無責任な言葉を知らない。

会社の社長が、「まっとうな経営を」と言うか。
言わない、そんな会社はすぐに潰れるから。
スローガンには、責任が伴うから、
数字などの判断基準のない言葉は、
選挙や会社経営では使ってはいけないのだ。

昔、「所得倍増」と故池田首相はぶち上げ、
それを実現した、実に分かりやすかった。
あの頃の日本国民はみんなワクワクしていた。
日本に住んで、ただ生きていれば良かった。
夜は日本中にネオンが輝いていた。

今は、長く生きれば生きるほど不安が増す。
もう、こんな「あら探し政治」は止めよう。
具体的な数字を目標にして、皆で頑張ろう。

この20年間、50歳の私は70歳を越えた。
この間、私や私の仲間は中国以上に発展した。
「所得倍増、幸せ倍増」をスローガンにして。

In 1960, the Ikeda Cabinet made the “Income Doubling Plan”
and Japan entered an age of rapid growth.

An index is necessary for a slogan.
It is absolutely necessary for politicians
to chant the slogan with an actual index.

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