貧困の象徴はホームレス。
この人たちの多くが年金受給者だ。
ところが、住所不定では年金が受け取れない。
こんな人たちに住所を確保するのも
貧困救済運動の一つだ。
受給者は年に一度現況届けを返送しなければ
受給の継続ができない。
彼らの年金額は数万円なので、家賃など払えず
路上生活、つまりホームレスとしてしか
命をつなぐことはできない。
貧困救済運動の現場は
テレビのコメンテーターの言とは全く違う。
現場の行政官もその支援者も死に物狂いなのだ。
豪邸に住んで現実を知らないコメンテーターは
ミスリードするきれい事だけを言うのを止めて欲しい。
(それにつけても、グリーンピアに関連した
あの悪徳官僚たちが本当に憎たらしい。
あれだけの金がまともに使われたら・・・)
彼らは支援者の救済シンボルである大田寮に
一度でも行ったことがあるのだろうか。
あのほとんどの人が知らない
荒涼とした大田市場の近くの大田寮に行って
死に物狂いの現場を知ってからコメントをしてもらいたい。
そしたら、もっと心に響く言葉を使えるようになる筈だ。
更に、宗教に大金をつぎ込む人たちに
この現場に行ってもらいたい。
その大金で、豪華な宗教建築物を建てるよりは
本当に困っている人たちにそのお金を寄付してもらいたい。
その方が、「ああ、いい人生だった」と幸福感に満ち足りて
人生の扉を閉められるように思うのだが・・・
※グリーンピアに比べて何とお粗末な大田寮。
悪徳官僚と利権追求政治家は一体何を見ているのだ。
現場の行政官は頑張っているのに・・・