98の父を亡くしたという友との茶飲み話。
お父上の現役時代の仕事は「裁判官」
退官後はお決まりの弁護士をして、
それなりに数億の財を成したという。
なのに、相続財産はゼロだったと嘆く。
その弁護士の仕事も80で辞めたのだが、
運悪く、その年に奥様を亡くしたという。
その翌年、軽井沢に別荘を建て、
独身での悠々自適生活を開始した。
その別荘での独り身の父の世話をしたのが
裁判官時代の部下だった20歳も年下の女。
それでも、90までは気丈に振舞って、
築いた資産の管理もしっかりとしていた。
ところが、最後の8年間は認知症を患い、
女の言いなりになることが多くなったらしく、
数億の財産は全てその女に渡ってしまった。
せめて銀行への信託をしておいたら・・・
ただ、私がこの話しに特に興味を抱いたのは、
この流れが私の人生設計に酷似していたから。
私の終末人生設計に登場する予定の人や物は、
面倒を見てくれる女性と豪華な別荘。
20代の初めに読んで深く影響を受けたのが、
木々高太郎の「結婚二回説」という小冊子。
以来、その説に沿って生きようと頑張ってきた。
勿論、現実には、多少その説から外れたが・・・
その説によれば、最初の結婚は年上女性がよく、
(現実にもその通り実行)
還暦を過ぎたら、今度は二回り若い女性と結婚。
(実行できていない、笑笑)
そして、80で死ぬのがベストだというのだ。
(今の強い願望)
それだと、残された女も50代で再婚可能だし、
別れた奥様も年寄りの面倒をみなくていいし、
みんなハッピーになるという説なのだが・・・
兎に角、認知症になる前に、
財産の割り振りを決めておきたい。
「まだ、まだ」と先送りしていると、
とんでもない結末を迎えてしまう。
It is necessary for us to think about
the end of our life seriously.
When I had the chance to chat with my friend the other day,
I hit upon a good idea.
It is the following:
We should write a will before suffering from dementia.