不動産活用術

桁違いに儲かる仕事をしている男に出会った。
使えない土地を使える土地と合体させる技がすごい。
更に合体で開発行為該当になった土地に企業を呼んできて、
実質利回り8%の物件にしてお客に売る。

その時の彼の利益は投下資本に対して利回りが何と200%。
私も曙町でこの手法を使ったが、これこそが不動産活用の極意だ。
もう、ただ買った土地が何年かして値上がりするような時代ではない。

その男の凄さは、生き方にもあり、おしゃれにも現れている。
180センチの身体をアルマーニで装って、それが実に似合っている。
腰は低く、靴もきちんと揃えて脱ぐし、言葉遣いも礼儀正しい。
私のような爺さんでも惚れ惚れとしてしまう。
仕事を頼んだことがあるが、それはそれで完璧だった。

ただ、今回の物件を私は買わなかった。
杞憂であろうとは思ったが、20年後の処分価格に不安があった。
もちろん、その時、私は死んでいるだろうが、
出口戦略的に自信がないものを子孫に残すことはできない。

そう伝える彼へのメールに添えた、
「死ぬまでに、何度か一緒に大きな仕事をしよう」と。
その返事に曰く、「光栄です」
とことん年長者を立てる稀な若者だ。


手前の土地を国道に接続させるために古屋を買収。これが我々が挑戦している不動産活用術。手前の地価は50%は高くなる。こうしてからマンション業者に売却するのだ。駅から徒歩1分だから、売却に時間はかからない。
これをリスクと思うような人はこの仕事には向かない。

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