さよなら、P銀行

ひょんな縁で、M銀行から融資を受けた。
その時の担当者が使った言葉は
「お金を借りてくださって、本当にありがとうございます」
たまたまその担当者が優秀なのかと思ったら、支店長まで腰が低い。

それに比べて、長年付き合ったP銀行は上から下までなっていない。
特に最近担当になったTやその上司は最悪だった。
私のような歳になると、出入りする銀行員はみな子供のような年齢だ。
そんな若者が、偉そうに融資条件を語ると無性にむかつく。

商売は、銀行が渋いときが一番の攻め時で、
銀行が貸したがるときが引き時だというのが歴史の証左。
つまり、銀行の言うことを聞いて動く奴は商売が下手ということ。
なのに、この行員はそんな自分たちの先輩の数々の失敗を恥じていない。
この銀行は、バブル時も、今回のミニバブル時も不良債権の山を築いた。

私が不動産を仕込み始めた頃に生まれたような人間が、
こんな銀行史など分かるはずもないのだが、それにしても謙虚でない。
オマケに、「金を融資できる条件は・・・・」などと御託を並べ続ける。
「そんな銀行から借りてやるか」と思っている私の心など読める筈もない。

「どんな理由で完済なさるんですか」などとバカなことを聞く。
更に、引き上げ続けて初めて気がついたようだが、時既に遅し。
もう、完全な「サヨナラ」だ。

銀行員は、
お金を借りてもらって飯が食えていることを忘れてはならない。


桜木町駅から2分。一人が退去しないので建て替えが出来ないというアパート。年老いたお父さんは新築物件を子供に残したいのだが、結局傷物を残すことになりそう。それが原因で売りに出た希少高利回り物件。

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