2040年問題

不動産貸付事業を始めて45年。
最初にハイランドに買った50坪が坪5万。
1970年に買い、翌々年に坪40万で売った。
売った代金2千万で300坪を長沢駅近に購入。
それが18年後の1990年に2.5億円にまで高騰。
(土地転がしで百倍という現象が正にバブルだ)

そして、今はこの逆現象が起こっている最中。
1970年から20年間の高度成長で20倍になったが、
1990年から20年間のバブル崩壊で約半減。
2010年から20年の少子高齢化で元の木阿弥?

つまり、24年後の2040年にどこまで下がるか。
この異常なまでの少子高齢化の大波の中で、
不動産価格も崩壊するというのが私の予測で、
「坪5万円だったハイランドは坪5万円に戻る」

今は超超低金利政策で地価は高騰中で
関内では、2年前に坪2百万円だった土地が、
今では、なんと坪5百万円もしている。
が、これもオリンピック前年までで、
20年経てば、間違いなくもとの木阿弥だ。
(中国人が狙っている東京・横浜の一部を除いて)

これを今の一般人の経済活動に当てはめてみる。
教え子の一人が昨年ハイランドの近くに
25年ローンで買った3千万円の家。
返済完了の2040年には、いくらになっているか。
この家は老後の自助にはなるのだろうか。
予想通り、坪5万円になっていなければいいが・・・

これが、世に言う2040年問題だ。
この頃には、横須賀市の人口は10万人減少する。
このことが経済縮小の引き金になっている。、
さて、これに対する対策を考えている人が
この横須賀にどれだけいるだろうか。

昨日、もう一人の教え子が
マレーシアの不動産を買ってきた。
世界規模で物を考えている人がいる一方、
日本だけしか見つめられない人もいる。

Adoption of the long-term care insurance system
has brought the elderly peace of mind.
But there’s another issue which hurts them
economically and mentally.
It is a decline in land price.

Land prices will become
one-twentieth 20 years later.
So we are worried about the declining value of collateral
due to the decrease in land prices.

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