今日のマンション理事会の議題は「防災」
特に「震災時弱者救済」の話に熱がこもる。
だって、こんな美しいテーマですからね。
いつもの悪い癖で、ついつい横槍を入れる私。
「建物が大破して家族のことで精一杯でも、
他人のために何時間も奉仕するんですか」
横槍まで入れて言いたかったのは、
大破、中破、小破のケースごとに
救済方法を検討すべきだということ。
大破とは、建物使用には生命の危険が伴い、
行政が建物に赤紙を貼るケース。
もし運悪く自分のマンションに赤紙が貼られて、
田舎の親戚へ身を寄せたい人などは、
管理組合に拘束なんてされたくない筈だ。
防災委員になってそこまで拘束されるなら、
そんなきつい防災委員は引受けたくないし、
それを断って後ろ指をさされるなら
こんなマンションにはいたくない。
中破とは、建物使用に生命の危険は伴わないが、
水道・光熱などのインフラはほとんど破壊され、
日常生活が不可能に近く、修復も困難な場合。
行政が建物に貼る紙は黄色である。
最後の小破とは、軽微な損壊はあるが、
日常の生活は可能で、修繕・修復は可能なケース。
私が思うのは、管理組合の防災活動はこの
中破と小破を想定すべきではないかということ。
逆に言えば、それらの想定レベルによって、
防災活動を分けるべきだということだった。
自分の家族のことまで放り投げて、
組合活動に参加しろというのはきつい。
そんなマンションに私は住みたくない。
それなら一戸建ての方が気楽でいい。。
これからも、管理組合防災活動のあり方を
議論していくことになるのだろうが、
偽善に走らず、現実的な討議を重ねたい。
ちなみに、熊本地震での新耐震建物の被災率は、
大破5千分の1
中破5千分の4
(合わせて千分の1)
小破5千分の342
被害なし96.5%
阪神淡路大震災はもう少し厳しい数字でした。
この数字を見ると、マンションって丈夫ですね。
新耐震のマンションって本当に強いんですね。
やっぱり、マンションって最高ですね。
The theme of yesterday’s meeting was
“disaster prevention drill of our condominium”
Of course I participated in an emergency drill every year.
I have been studying the plan concerning
an emergency evacuation drill for a long time.
This year also,
there will be an emergency drill in our condominium next month.