これも終活

遺言を公正証書で作成したのが17年前の55歳。
誰に聞いても、「それは早い」と驚かれる。
墓のこと、相続のこと、全て準備出来ている。

そんな几帳面な性格からか、
終末風景を教わる介護関係の友人が多い。
彼らからよく聞くのが男性利用者のセクハラ。
介護の現場は密室がほとんどだから怖い話だ。

昨日聞いた話は、92歳の男性利用者の事件。
介護士は30代の女性、十人並みの旗頭の美人。
担当になって、すぐに「好きだ」と告白された。
いかになんでもかなりの老いぼれ爺だ。

当然、怖くなって、所長に担当替えを懇願。
替わりに行ったのが40代の屈強な女性介護士。
何と、この女性にも、同じ言葉を連呼。
結局、その事業所はこの利用者への訪問を拒否。
その後どうなったかは知らないという。

女性介護士の半数がこの手のことを経験し、
これが3Kとして問題になっている事を知り、
同じ男として複雑な気持ちになった。
※3K=危険、きつい、汚い

自分はこんな男とは違うと確信しているが、
もし、認知症にでもなって人格が壊れたら、
本当に大丈夫だろうかと・・・

92歳までゴルフの出来る素敵な人生を
思い描いている今日この頃だが、
本当にそうなれるか自信がぐらつく。

もし、80過ぎて、人格が壊れてきたら、
完全に壊れる前に、医者にお願いするつもりだ、
「女性ホルモンを注射して、女にしてくれ」と。
でないと、おちおち介護もお願いできない。
晩年に、汚名を着せられたら子供に申し訳ない。

今、いつ男をやめるかを決めておく必要がある。
これもある意味では、数ある終活の中の一つだ。
人生の最後に醜態だけは晒したくない。

I have some friends who have qualifications
for caring a person to be cared.

They often say that there are many unexpected
incidents in the final stage of life.

We must reduce a burden on caring persons
like parents or a spouse.
Anyway a care worker is insufficient now.

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