庵文化(5)

千葉県は地勢的に内房と外房とに分けられる。
今回は鋸南町の不動産屋さんの案内だったので
内房の物件を中心に見て回った。

事務所で私が事前に用意した資料を見せ
その目的に適う物件を3件出してもらい
最初に、「天羽マリーンヒル」へと向かった。

葉山や伊豆でいやというほど海を望む別荘地を見たが
このヒルから見る海は、正真正銘の絶景だった。
一区画が180坪平均で、総額が2千万弱というのが相場らしい。

もちろん、海が見えない土地は格段に安くなり
同じ広さで3割から4割は値が落ちるようだった。
海と富士山を望む土地が極上であることはもちろんである。

次に、海まで歩いて2分という物件を見た。
何となく静岡の浜岡の海岸に似た大貫海岸だった。
地価は天羽と同じようなもので、坪10万から15万というところ。

そして最後は古屋付の物件だったが
私の考えている「庵」とは余りにもかけ離れていた。
つまり、今までのよくある別荘で、見る気にもなれなく
素通りしてもらった。

5年くらい前までは、ひと山買って自分で開発をしようと
千葉や沖縄、静岡で山を中心に探し回ったが
還暦を超え、もうその気力はない。
やはり、すぐに住める宅地のほうが断然楽だ。

別荘地は買う前に夏の顔と冬の顔を比べる必要がある。
しばらくは、外房も含め、千葉参りが続きそうだ。
我が人生、テーマが多くて、ちょっと疲れた。

※上:天羽マリーンヒルから
 下:大貫海岸

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