地元の名士

昨日のことなのだが・・・
友人の会社設立40周年記念パーティに出た。
祝辞の一番バッターは小泉進次郎氏。
相変わらずスピーチが上手い。

二番バッターは同級生の県会議員。
彼も実に見事なスピーチを披露した。
余りに見事なので会場の雰囲気も盛り上がる。

三番目は市長、こんな若い人とはしらなんだ。
落ち着いていて、かなりのイケ面。
お話しもまずまず・・・

しかし、何か私の心は浮かない。
社会的地位を求めないで生きてきた私には、
この約80人の地元名士たちとの時間がつまらない。。
彼らは実に偉そうなのだが、流れる空気が寒い。
式は目出度いのだが、全く面白くない。
祝う気持ちはあるのだが、それ以上ではない。

壇上での祝辞がいつまでも続く。
一つひとつのエピソードは確かに面白い。
でも、このブログを書いている今は、
何一つ覚えていない。

会社を興して40年、倒産せずにやってきた。
確かに偉大で素晴らしいことだが、
だから何だというのだ。
私の会社も40年間、右肩上がりで伸びている。
でも、こんなパーティをする気もない。

思えば、
社会的地位の高い名士である親戚も好きでない。
彼らは話していてもつまらないことばかり言う。
総じて、田舎の名士なんぞはたいしたことはない。
だから、所謂名士にはなりたくもないし、
名士そのものをリスペクトしていない。

この世の中には、
社会的地位を重んじる輩と、
社会的地位を無視する輩がいる。
私は、後者の人生を選んだ。

追記:大好きなあっちゃんへ!
会社設立40周年、
心からお祝い申し上げます。
これからの更なる発展を祈っています。
これは、本心だよ。

The people live in different ways
according to their social position.

すき屋は大切なテナントさんの一つ。
この店の「すき鍋定食(680円)」が驚きの旨さ。

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