とある会社を訪ねた。
応接室に社是の額が飾ってある。
「熱意、やれば出来る」
高校時代に似た言葉を使った気がした。
この言葉を自室の壁に貼って勉強に励んだ。
でも、やっても出来ないことだらけだった。
だから懐かしかったが、空しかった。
これは自社の社員に対して使う言葉ではない。
こんな言葉は偽善者の常套句なのだから。
ここの社長はそんな人なのかとがっかりした。
つまり、ここの社長は社員をこき使って、
自分だけがいい思いをしたいに違いないのだ。
もしそうでないなら、社是はこう変えるべきだ。
「目指せ、社員の給料日本一」
だって、やれば出来るんでしょうから。
そうしたら、偽善者のレッテルなど貼らない。
似たような例をもう一つ。
今の日本の政治に対して
「戦争反対」という言葉を使う人を疑う。
かなりの馬鹿か、相当の偽善者に違いない。
今のこの日本で、
戦争賛成などという政治家がいる訳が無い。
国を守ろうと主張する政治家はいるだろうが、
それを戦争賛成者というのは余りに飛躍だ。
なのに、この言葉を連呼するということは、
絶対に裏がある・・・
どこかの国から金でも貰っているに違いない。
売国奴の彼らが使うべき正確な言葉は
「防衛反対」、「国土放棄」、・・・・・だ。
それを「戦争反対」では、どこの国の話しかと、
頭が混乱してしまう。
更に、「戦争反対」と叫ぶ芸能人や知識人は、
「俺は善人だ、だから戦争反対なのだ」
そう言いたくてこの言葉を使うのだろう。
彼らにとってこの言葉は、
人気取りのための商売道具なのだ。
これこそが、俗に言う、偽善行為だ。
政治のことなど何も分からない小学生なら、
この手の言葉を使ってもまだ許せるが、
大の大人が使うとその人格すら疑う。
だから、戦争反対などと叫ぶ芸能人は、
絶対に信用していない。
世界の歴史で、偽善のスローガンが
いかに多くの人を苦しめ、その命を奪ったか。
この世では、人殺しが殺した人の数より
偽善者が殺した人の数の方が多いことに
多くの人は気付いていない。
最近使われた偽善語は、「アラブの春」
この言葉がアラブ諸国を地獄にし、
今また、多くの難民を生んでいる。
この言葉で、既に何百万の人が亡くなった。
沖縄の知事さん、お願いですから、
「沖縄の春」などという偽善語を使わないで。
そうやって、日本を混乱の渦に巻き込まないで。
その混乱でまた多くの人が命を落とすから。
When we grow flowers,
we must use right fertilizer.
When we raise our children,
we must use correct words.
While bringing up my kids,
I was strict with their choice of words.