ピケティの中のアメリカ

ピケティは言う
「主要国が一斉に資産課税を実施せよ」
シンガポールのような金持ちの逃げ場を
なくせば格差は解消できると。

この傲慢な思考がイスラム国を作った。
ピヶティの母国、フランスなど先進国が
アラブの暴君国家に民主主義をと叫んだ。
それにアメリカなど大国先進国が同調した。
アラブの安定は欧米の脅威だから。

この辺りに民主主義など根付く訳がないのに。
わざと綺麗ごとで人道的なんて言う。
結果、イスラム国が生まれ、
その関係国家に武器を売りまくる。
これが「アラブの春転じてイスラム国」事件

さて、シンガポールは無資源の小国家だ。
資源のある大国とは訳が違う。
だから、貧しい彼らは考えた。

「税を安くして世界の金持ちを集めよう」と。
そして彼らから入る税で投資をし始めた。
つまりは、それが国策だ。
G7と歩調など合わせる筈がない。
ピケティを鼻で笑っているに違いない。
「お前、馬鹿なこと言うなよ」と。

なぜ西欧の白人は
有色人種の国に余計なお節介をするか。
それは彼らが有色人種の発展を恐れているから。
アラブに続けて東アジアをも混乱させたいから。
二言目には、「人権」「人道的」「民主主義」

中国の最大の資源は共産党だ。
共産党をなくせば中国が崩壊するから、
中国を潰したいアメリカは言う、
「君たち、国家運営ではもっと人権を大切に」
「人種問題にはもっと人道的に対処せよ」
「香港には民主主義を根付かせよ」
(この手でアラブは油まみれになり燃え上がった)

そして、中国は笑う、
「うるせー、その手にはのらねーよ」
「いつかお前ら、ぶっ潰していやる」
米中の戦いから目が離せない。

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