防災対策型マンション

「10階建て以上で25戸以上あるマンションは
5階ごとに備蓄倉庫を設置しなければならない」
これは東京都中央区の建築条例だ。
この中央区、住民のなんと8割以上が
マンションに住んでいる近未来都市である。

我がPSマンションも独自に、
防災対策の充実化を急いでいる。
15年目の昨年は、地下倉庫に加えて、
2棟の防災専用倉庫を建設した。

今後は、地下倉庫を復旧資材を中心に
生命に関係のない建築資材専用保管庫とし、
生命関連保管庫と区別することとした。

地上の防災専用倉庫には、
ドリルセット、投光器、発電機は言うに及ばず、
携帯トイレ、トイレテント、浄水器など
命を守るための防災用品が完璧に揃っている。

日常的に使われているダストルームには
大型の棚を設置し、非常用避難梯子や担架、
テントなどを使いやすく置いた。
勿論、これらが使われないことが
何よりも一番の幸せなのだが・・・

これらを使う防災訓練が
マンション住民の一体感を醸成し、
より良いマンションライフの形成に
大いに役立っている側面も重要視している。

更に大きなとらえ方をすれば、
これらの防災訓練を通して、
日本人の国民性が更に更に磨かれ、
究極、世界平和にまで繋がっていく活動だ。

PSマンションの防災対策を
マンション防災の理想形にし、
災害に強い日本作りに貢献できれば、
管理組合活動も捨てたものではない。

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