密告

どこの世界にもお騒がせ屋はいるもの。
ハリウッドならパリスヒルトンやブリトニー
歌舞伎なら市川海老蔵、中村獅童
平和団体ならピース・ボート
日本政界なら鳩山、小沢、仙石
横須賀のFマンションにもお騒がせ屋が・・・
その方のニックネームは「辞めさせ屋」
自分に諂わない人を辞めさせるのが得意で、
どうすれば辞めさせられるのかのつぼを押さえるのは天才的。
一番の被害者は管理会社から派遣されてくる掃除の人や管理人。
そのやり方は手紙や電話による垂れ込み、言い換えれば密告。
密告だから、内容は超主観的だろうし、信憑性も疑わしい。
だから、その密告内容を信じる方も信じる方。
たった一通の密告で辞めさせられる人の身にもなって欲しい。
管理会社の決定権者の判断力を疑う。
斯くいう私もお騒がせ屋だが、一つだけ決定的に違うことがある。
私は、最後には「理事会に諮りその総意に従う」という考えの持ち主。
だから、どんなに騒いでも勝手には行動しない。
しかしそのFマンションの方は理事会にも諮らないし、住民運動もしない。
完全な単独犯で、気の弱い人はノイローゼにさせられる。
だから、そんな意見に惑わされる管理会社には猛省を促したい。
数年前、私のPマンションでも似たような事件が。
「管理会社が誰かの密告で今の管理人を交代させるらしい」という事前情報。
再婚と同じで、次に今よりいい管理人が来るなんて保証はどこにもない。
だから、私は希薄な理由で器用な管理人を辞めさせたくはなかった。
歴代の理事長に諮って阻止運動を盛り上げ、最終的に辞めさせずに済ませた。
その時、「信憑性の乏しい密告で人事をやらない」と管理会社に約束させた。
今後は管理人の選定は管理組合がするという方式に変更すべきだと思った。
管理会社が派遣してきた人を無条件で受け入れる今のやり方は絶対によくない。
例えば、1ヶ月の試用期間を設け、最終的にマンションサイドが決めるのが筋。
当然、その後は密告で人事を変えることもさせるべきではない。
Pマンションを夢のような楽しいユートピアにしたいのだが、
なかなかの手ごわい人が多くて難儀をしている。
たかがマンション1棟でこれだから、
国を良くするなんてことは本当に大変なことなのだろうと、
政治家の苦しみや悲しみに思いを馳せることが多い。

多摩川サイクリングロード:75歳になる自転車大好き老人とのペアサイクリング。今日の舞台は多摩川サイクリングロード、通称「タマサイ」 いつも車を駐車する玉川野毛町公園で自転車を組立てる。16キロポストの等々力渓谷から37キロポストの四谷橋まで、往復42.195キロ。初冬の多摩川べりの景色を堪能、日本は本当にいい国だ!

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