夢の効用

二十歳の頃
「20年したら豪邸に住んで、週に一度は
マイ・クルーザーで釣りを楽しんで、仲間と楽しいゴルフをして
・・・・・・・・・・・」と夢を見た。
友人とも夢を語り合った。

40年経ち、還暦を過ぎた今は
「20年したらどんな病気で苦しんでいるのだろう?
もしかして死んでいるかもしれない。
・・・・・・・・・・・・」という思いが頭をよぎる。
心は自律神経のようにかってな動きをする。
思いたくもないことを思わせる。

友達に会えば暗い話が多い。
他人の悪口を言う奴も多い。
「俺はひざが痛い」
「3組のあいつが癌で闘病生活だそうだ」
「2級上の先輩が脱税でしょっぴかれた」
「彼の会社が倒産した、いい気味だ」と。

しかし、本当は私にはまだ夢がある。
新しい企画ファイルはどんどん厚くなる。
「あの特許でもう一旗上げよう」
「英会話スクールで千人は集めよう」
「冬は沖縄でのんびり過ごそう」
「次の賃貸ビルを自社の関連会社だけで一杯にしてみよう」

朝起きると、大好きなベランダガーデンを見てお茶をする。
ソファーに横になって、いろいろな夢に酔う。
携帯の写真を見ては、この半年の出来事を振り返る。
「この年でも、いい人生じゃないか」と祖先に感謝する。

年をとれば体はどうしても衰える。
心臓の鼓動は全く滅茶苦茶で、今にもとまりそうだ。
竹内まりやの「人生の扉」のようには・・・

でも、だから、楽しく人生を全うするためにも
太陽の光を浴びる時間を増やして
夢を失わずにわくわく生きていきたい。
夢があれば、多少の不健康も気にならない。

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