自由な生き方

アメリカ人と話していて驚いた。
彼らは履歴書に年齢や性別を書かないと言う。

聞けば、アメリカの法律では、
年齢、性別、人種での就業の差別は禁止なのだと。
だから、定年もないし、転職が悪という考えも無い。
同様に、仕事が同じなら年齢に関係なく給料は同じなのだ。

このことを知ってから、
30代で大金を得て40代でリタイヤなんて話にも納得。
逆に、70代でバリバリ働いている人もいておかしくない。
アメリカって本当に自由の国なのだ。

テレビ番組で日本の自由度は世界で25番目って聞いて
「こんな自由な国なのに25番目なんておかしい」と。
でも、アメリカの履歴書の話を聞いてからは
自由って奥が深いんだなって思い、25番目にも納得した。

自分の人生は、
引越し20回以上、職業経験も10種以上と実にアメリカ的。
そして、今、70歳でも色々な仕事に首を突っ込んでいる。
それなのに、堅苦しくて保守的な日本で、
社会的にも経済的にも苦労していない。
そんな自分は最高に自由で幸運だと思う。

私の生き方はアメリカ的を超えて変人だとも言われる。
この摩訶不思議な人生、これからどうなっていくのだろうか。
大きな自由を妨げる高齢とかいう概念も捨てさって、
これまで以上に奔放に生きてみたい。

ちょっと不安もあるが、ワクワクもする。

泉岳寺駅周辺再開発の現場。
6年後、この広大な空き地に
夢のような大型の駅ができる。
近くのビルの定例会議場から
この貴重な写真を撮っている。

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