運(2)

不運な人をその人の努力不足のなせる業だなんて思ったことはない。
当然、「運は百パーセント努力で切り開ける」とも思ってはいない。
ただ、幸運にありつける機会は生き方次第で増やせると確信している。
「努力すれば必ず東大に入れる」とは思わないのと似ている。
だから、努力もしないで学歴社会を呪うのは筋違いだとも言わない。
努力と学歴社会と呪うこととは全てが異次元の問題なのだ。
努力は意志力とそれを形成するDNAの問題だし、
学歴社会は歴史を含めた社会問題だし、
呪うのはその人の性格上の問題なのだ。
そもそも努力するDNAを持たずに生まれてきた人間に、
努力を強要しても絶対によい結果には結びつかない。
それに、努力そのものが嫌いなDNAを持った人間もいる。
アルコール依存症を意思の弱さで片付けられないこととも似ている。
学歴もアルコールも更には肥満も意思の問題だけではないのだ。
DNAも絡んだ運と選択の問題だという方が正しい。
常に自分を追い込んで何かを達成していく道を選ぶ人がいる反面、
そういう生き方を選択できない人もいる。
それを「悪い」などと言い切る権利は誰にもない。
万を超える生徒に接し、肌でそれを感じてきた。
向上心だの努力などという暑苦しい言葉は好きではない。
だから、「楽々人生」などという調子のいいブログを何度も書いてきた。
だからこそ、自分の運だけはよくしたいと強く願ってきた。
楽しているのに運がよくて幸せだったら最高ではないか。
私は、不思議と運の悪い人たちからは嫌われていく。
そうやって、自分の運気が良運へと浄化されていく。
結果として、自分の周りが運のいい人ばかりになっていく。
これは開運への一番楽な道だ。

ナビオス横浜1階の「イルドテラス」:気軽なフレンチレストラン。
ランチは2300円だが、よく行く朝食バイキングは鎌倉プリンスの半分の千円。
夜は2階のシーメンズクラブで大人の時間を楽しむ。

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