不動産投資家にとっての最大関心事は地価の上昇。
これを正確に読めない人は不動産投資家としては失格だ。
この地価に最も関係の深い統計の一つが老齢化率。
総人口に対する65歳以上の老人数の割合が老齢化率。
この数字を読むと、10年後のその地域の地価が見えてくる。
我が故郷横須賀は、残念ながら最悪の部類に入っている。
一般的に、不動産業界での投資基準は老齢化率20%以下。
それが、横須賀市は今年が26%で、29年には30%になる。
30%とは30年後の日本国の老齢化率なのだから、ひどい数字だ。
こんな数字を知らないマスコミ関係者がよく言う滑稽な台詞が、
「横須賀は軍港のあるエキゾチックな雰囲気のする人気のある街」
本当は、人口ももうすぐ40万を割り、米軍基地の影響で治安も悪い。
馬鹿な話を信じて横須賀に投資したら、それこそひどい目にあう。
30年後の日本の姿を既に具現化しているのが島根県。
人口70万のこの県の老齢化率は既に30%に到達している。
しかし、この県が30年後の日本の姿だから、
30年後に日本も絶望的かというと、そうではない。
東京と横浜はアジアの中心になる可能性を秘めていて、
多くの中国人や東南アジアの投資家が日本の土地に投資している。
以前にも書いたし、今回私自身も経験したことだが、
この地域の土地は老齢化率も低く、買っても必ず高値で売れる。
東京のSSSMC区は老齢化率は20%以下だし、
横浜の中心地、例えば上大岡も老齢化率は20%以下。
そして、人口も増加しているし、今後もその動きは止まらない。
50年後、このままいくと、日本の老齢化率は40%になるが、
日本の国力は落ちても、東京・横浜の繁栄は続くと信じている。
それは、シンガポールやスイスを見れば想像がつく。
ただし、土地の所有者のかなりが中国人になっている。
中国共産党は本当に賢いと感心する。
中国本土の土地所有をできないようにして、
中国人に日本の土地をどんどん買わせているのだ。
日本人よ、もう少し頑張りましょうよ。
日本の地価下落を止めるているのが中国人では、
ちょっと悲しいではありませんか。
でも、彼らの働き方を見ていると、勝ち目はないか?
※京浜急行の宣伝文句にも「軍港、どぶ板通り」が使われている。
京浜急行は本当に馬鹿な社員を雇っているなーと涙がでる。
横須賀市民の多くが横須賀に米軍が駐留していることを
心の底から憂いていることをこの社員たちは知らないのだろうか。
横須賀にはまだまだ本当の意味での繁栄の種が沢山眠っている。
私の提唱している長沢の駅前再開発もその一つ。
この再開発を観光農園、武山トレッキングと組合わせるのだ。
京浜急行の経営幹部にはもう少しの勉強を促したい。