気がつけば最年長

疲れた体をベッドに投げる
今日言葉を交わした人の顔、顔、顔
気がつけば皆年下
朝9時の打ち合わせ
色黒36歳と色白41歳、大手の会社員
開店日の報告を受ける
昼のレストラン、満席
風変わりな冷やし中華
「これなら満席も頷ける」
つり銭を渡すのに手を添えたウェイトレス
手のぬくもりが熱い、幾つなんだろう
午後一の不動産屋、子供がまだ小学生
珍しくいい情報を四つ
帰った後、二つの物件を調査
手応えあり、仕事が増えそう
夜の和茶房
4時から飲んでいるやり手の営業マン
「何が寂しいの?」
「高木さんがオヤジならいいのになー」
産んだ親の顔も知らないと言う
部屋に戻る
スカイスクレイパーの灯が物悲しい
窓から、何日も家を出ない年寄りの顔が・・・
偉そうなことは言わないことにしている
よくある嫌みな年寄りになりたくない
鏡に映る顔、年相応

昨夜は上海の話で盛り上がった、君の成功を心から願っている

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