勤勉

食事に気をつけるようになって「物忘れ」はかなり減った。
特に油物を摂るのを減らしてからは芸能人の名前がポンポン出てくる。
それでもまだ、勉強したはずの言葉の意味を思い出せないことがある。
昨日は銀行とのやり取りで出た言葉、「物上保証」に一瞬戸惑った。
彼が帰ってからネットで調べ、更に友人の司法書士に確認した。
不動産投資家として忘れて済むような言葉ではないと深く反省した。
以後、暇さえあればネットで不動産関連用語を確認している。
そして思った、「もっと勉強しないと・・・・」
これは知らないと恥をかくなんて問題ではない。
逆に、先週、建築の工法で「知っていて良かった」という事があった。
見積もりが出て、思っていたより高かったのでその訳を訊いた。
「ボーリングの結果、地盤が悪く18メーターの杭を打つので」
普通なら、それなら仕方ないということになるのだろうが、
設計士が何と言おうと私は納得しなかった。
「この程度の建物なら、地盤改良で済む筈だ。
杭を打たなければ500万円は安くなるのでは?」
「分かりました、それでは三軸試験で地耐力を調べてから」
「そうしてください、いきなり杭では納得できませんから」
三日後、役所の要求する5トンを超える地耐力があったという報告が。
見積りが出ると、バカの一つ覚えのように「高いんじゃないの」と言う人がいる。
若い頃から「こんな人にだけはなりたくない」と思っていた。
何の根拠も無く「高い」なんて言えば、結果がどうなるかを知っていた、
要するに、どこかで辻褄合わせが行われる、それが建築業界なのだ。
仕事の世界、特に不動産の世界では、最初に会った段階で「人を見られる」
「この人は出来るな」と思われればその段階で仕事は半分終わっている。
だから、何歳になっても勉強だけは怠れない。

ガーデニングショーで気に入った作品。私のベランダガーデンに役立つテクが多かった。

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