大躍進

教え子の訪問は実に楽しい。
先日訪ねてきた子は一番最後の頃に教えた生徒だった。
それでももう30歳になったという。

不動産活用をやっている私に憧れて彼も不動産の世界に進んだ。
私に憧れて同じ世界に進んだということだけでも嬉しいが、
たった5年でその世界での成功階段を上り始めたと聞き、
聞いている私の方が至福の時間を過ごさせてもらった。

私の授業はどちらかと言えば余談ばかりだった。
教科の指導が半分で、あとは実業の世界を語っていた気がする。
彼は実に素直な生徒で、根掘り葉掘り質問をしてきた。
いずれにしても、その余談が彼の心に勉強の意欲を掻き立て、
結果、今の幸せに繋がったというのだからこんな嬉しいことはない。

30歳になったばかりなのに年収は1千万を大きく超えたという。
このペースだと50歳で10億の資産家になれると豪語した。
貧しい家庭に育ち、奨学金で大学を出た青年が、
猛スピードで駆け上がっていく姿は実に頼もしい。

成功階段を踏みはずさないようにと
いくつかの注意を与えたことは言うまでもない。
身体に気をつけるようにと彼を送り出したのは夜の11時だった。

余談:不動産業界の現実は想像を遥かに越えている。
    日本はもうとっくの昔に中国の一部である。
    先日も私の駐車場の隣地1000坪を15億で買ったのは中国人だった。
  この現実を知らずして不動産投資は語れない。
    ということは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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