成功への心理学

成功の心理学を学んでいる友人との新年会。
結局、その日は友人の心理学と私の心理学の意見交換会に。
彼の考え方の骨子は、
? この世はあなたの思考の結晶である。
  だから、あなたが望めば、世界はあなたの望み通りになる。
? 失敗者は己の傲慢、怠慢、無知に気付いていない。
? 「見る、聞く、触る」の感覚の使い方で思考の量が変わってくる。
望むその思考の量を増やすことが成功の可能性を高める。
?と?は学生時代に心酔した「パーキソンの成功法則」と同じか。
 私にとっては特別目新しい感じはせず、もちろんその通りだと思う。
?についても、このブログで私が常日頃言及していることと同じ。
私が主張したのは更にその奥にある望む心の心理的バックボーンの有り様。
つまり、成功に必要なのは己の生命を神に委ねた「解放された心」ではないのか。
事業には常に不安が付きまとい、「失敗したらどうしよう」という恐怖がある。
それでも前に進むには、その恐怖に打ち勝つ「解放された心」が必要だった。
これはサラリーマンとて同じこと。
「次は自分が部長だ」と頑張ってきたのに突然社長の息子がその席に。
「やってられない」と思ってもどうにもならないのが人生。
そんなときは「望み」なんてどうでもいい、ただやるせない。
その妬み、恨み、僻みから解放され、自由な心になりたい。
そんな「解放された心」を求めて般若心経をひたすら唱えたときもある。
そうして手に入れた恐怖に打ち勝つ強い心、それこそが成功への出発点。
「無」で生まれてきたという起点が分かれば、成功はゆるぎないものになる。
妬み、恨み、僻み、怒り、焦り、驕りのない真っ白な心でいたい。
大会社の社長も零細企業のオーナーも皆似たような想いを抱いた筈だ。
教え子を含め、経営者の知己の多くが「死」を考えたことがあるとも言う。
もちろんこの私も、無を知るために死ぬ練習をしてきた、19の時から。
だから、顔に苦労の痕が残っていないのだと勝手に信じ込んでいる
「でも、経済的心配の無い大物の鳩山総理にはそんな心理学は必要ない」
「それは羨ましい、だからきれいごとばかり言っているんだね、ガハハハ」
楽しい新年会だった。

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