柔軟性

10年間、Pマンションの管理に力を尽くしてきた。
その間の役職名は「長期修繕委員会委員」で、無給のボランティア。
当然、毎年新しい理事や理事長さんとコラボしなければならない。
今10期目の理事長さんは今までで一番熱心な部類に入る方。
その理事長さんとの意見交換が毎回のように白熱する。
知らない人が聞いたら口論としか思えない口調でやりあう。
普通の人なら、「もう嫌だ」と思うような場面が多いのだが、
我々二人はそうはならない。
恐らく、心の底で「熱心な人だ」とお互いが一目置いているからだろう。
だから、意見を違えて別れた後、「話し合ってよかった」と思える。
人生、意見の違う人を避けるようになったらお終いだと思う。
「意見には喧嘩を売るがその人には喧嘩は売らない」
これが私の信条だ。
意見の異なる人を避けていたら進歩が止まる。
老いても意見の異なる友を持つ柔軟性を失いたくない。
(もっとも、尊敬できるような人との話だが・・・)

通りかかった三浦海岸での携帯で撮ったスナップショット
(老婆の差し出したキャベツをはむ馬たち)

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