物件の探し方

不動産の探し方は人それぞれ。
最近はネット上で目星をつけてから業者に問い合わせる人が増えた。
私は不動産を直接見てスタートする現地至上主義。
最初から情報収集を不動産業者に依頼する人もまだまだ多い。
この人たちが行く不動産業者にも本当は得手不得手がある。
投資用アパート物件が得意な業者に行けば、
投資家の気持ちなど無視して、中古アパートを買わせようとする。
なぜなら、買わせたアパートの管理が彼らの利益の柱だから。
ワンルームマンション販売を得意とする業者に行けば、
自分たちがリノベートしたマンションを勧められる。
話を聞いていると、ワンルームマンションほど儲かるものはないと言う。
もちろん、そんな話は嘘なのだが・・・
銀行から情報を集めるのが得意な人たちもいる。
銀行は別名「金貸し」だから、金を貸す餌として物件情報を持っている。
餌としての物件には中身の濃いものが多いのは言うまでもない。
だから、銀行に太いパイプを作れたらこれほどいいことはない。
競売物件を得意とする知り合いもかなりいる。
彼らの話だと、最近では儲けのでる物件が減ったという。
競売に参加する素人が値を吊り上げているかららしい。
農協関係にルートをもつ資産家もかなりの数だ。
彼らはもっぱら幹線道路沿いの農地を手に入れ
ロードサイドビジネスの会社に貸し出している。
ガソリンスタンド、紳士服の店、ファミリーレストランなどだ。
上級者になると、運営母体の開発部に太いパイプを持っている。
資産家の友人はコンビニの開発部の担当者と懇意になり、
次の出店希望地の土地を買い上げてそのコンビニに貸している。
今、彼はローソンだけで3店舗を所有している。
ちなみに、開発部にはオーナー募集部門と経営者募集部門がある。
彼はオーナー応募者の一人だったということになる。
駐車場用地を探すのが上手い人たちがいる。
親しい不動産業者に駐車場用地のイロハを教え、
その業者に駐車場用地を探させている。
自分ひとりで探すよりはずっと効率的で、実に頭がいい。
ツワモノになるとタイムズのような会社の社員を取り込み、
ダイレクトに正確な駐車場用地情報を集めてしまう。
もちろん、その担当者にかなりの成功報酬を払っているが、
それでも儲けは限りなく大きい。
究極は「地上げ」だ。
自分がやりたい土地活用に向いた土地を見つけて、
ずばり、その土地を買い上げてしまうのだ。
自分で交渉するのもいいし、その道のプロに頼むのもいい。
我が人生で、このやり方で失敗した事業は一つもない。
Dear Friends,
I wish you all a very Merry and Happy Christmas wherever you may be !!! 
Hoping you are all in good health , may 2010 bring you lots of Joy and Prosperity !!!

Midtown in Tokyo

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物件の探し方 への2件のフィードバック

  1. ekatuki のコメント:

    私も自動車、時計、不動産?は現地至上主義です。
    しかしネットはもはや情報収集に欠かせない魔法の箱に化けております。
    魔法の箱を良い意味で利用している○●ネッツのドン
    は初級から上級まですべてやる感じの方です。
    初級の仕事は初級者に。
    上級の仕事は上級者に。
    って、上級でも初級の仕事もとる、
    アウトソーに振らない、ってところがうちと似ていました。
    桁が10個くらい違いましたが・・・・・
    コンビニといえば先生もご存知かと思いますが同級生の長岡塾生徒の●倉君が一時、山科台で経営してましたがおいしいのは3店舗目からだと言ってました。
    それまでは見ていて 「飯●、おまえ死に急いでる?」と本気で聞いてしまうほど過酷さが窺えました。
    今は三春町の板金屋の社長に戻りました。
    板金の仕事があったら是非寄ってあげて下さい。

  2. 高木 のコメント:

    ネッツのドンは長岡の卒業生です。
    よく知っていますよ。
    板金の仕事の件はそのようにします。
    それにしても横須賀の事には本当に詳しいね。
    これからもいろいろ教えてください。

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