土地勘&信用力

また車検の時が来た。
「一年にどのくらい走りますか」とよく聞かれる。
3台の車は、車検時のキロ数が一台あたり3万キロだから3年で9万キロ、
つまり、一年で平均3万キロ、一日平均80キロを超えている。
もちろんほとんどが仕事がらみの移動距離。
土地勘は「土地を買うか買わないか」の即答には欠かせない。
その勘を磨くためにはどうしても必要な走行距離だと考えている。
よく走るので、「キャンピングカー」というニックネームまで頂いた。
今日は横須賀、明日は横浜と毎日のように情報が入る。
いい売り地はほとんど業者仲間からの情報で知る場合が多く、
いい土地であればあるほど相手から即答を求められる。
銀行の貸付信用枠と土地の質をはかりにかけて返事をする。
「銀行に聞いてみます」などと言っている時間はない。
現金で買ってしまうような資産家との競争だからだ。
今まで30年間、自分がイエスと答えて買えなかったことは一度も無い。
それが業者間での更なる信用となって、更にいい情報が入る。
不動産業を目指す人にとって、土地勘と信用は車の両輪のようなもの。
思えば、最初に事業用地を買ったときは全く信用力が無かった。
だから、今はなき日本債権信用銀行(日債銀)に信用を得る方法を聞いた。
「毎月5万円、5年間預金をしたら、その10倍は貸す」と言われた。
25歳でスタートし30歳で4千万の融資を得て200坪の土地を買った。
土地購入での失敗が皆無なのはこの「土地勘」と「信用力」のおかげだ。
ニックネームに恥じぬよう、信用を大切にして死ぬまで走り続けたい。
それにつけても、不景気にはいい売り地の情報が多い。

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土地勘&信用力 への2件のフィードバック

  1. ekatuki のコメント:

    注ぎ込めば注ぎ込むほどいい情報が入ってくるのはどの世界も同じですね
    私はキャデ、リンカーン合わせても2万km弱くらいですがオイル交換後、グラスコートかけたて、カスタムしたて、または50’Sをフルボリューム等で楽しんでますが、先生は1日80km走行なら運転の楽しみ方、居眠り防止等、さらなる楽しみ方があるのでしょうか??

  2. 高木 のコメント:

    居眠り運転の常習犯なのでアドヴァイスなんてできないんだけど、数ヶ月前「目がシャキ」ドリンクを飲んで以来、危険な居眠り運転がなくなった。それまでは信号での「ドスン」はしょっちゅうでしたよ。今生きているのが不思議なくらいです。

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