創造の楽しさ

政治の世界の雲行きが怪しい。
民主党も与党になって始めて分かったらしい、
「言いたい放題の野党のときが楽だった」と。
そして何となく思う、「この国はもうダメだ」
百人近い社員を使っていた時代にも同じようなことがあった。
あるとき役員に置手紙を残して会社を飛び出した、社長の私が。
「この会社をやってみろ、俺はまた新しい会社を興す、競争しよう」
もちろん、言いたい放題要求する社員に分からせたかった、
会社を経営するのはそんなに楽なことではないことを。
そして今、彼らに託した会社は消えてしまった。
私の会社は当時の何十倍の資産形成に成功したのに。
要求とか反対は実に楽だが、創造は難しいのだ。
マンション管理組合にも同じことが当てはまる。
創造的なことを発議しても文句と過大要求の住民の反対にあう。
当然、自分には一銭にもならなし、バカらしいから手を引く。
その点、政治家って我慢強くて尊敬してしまう。
(亀井と二階を除いて)
こうして国にも自治最小単位のマンションにも障害が立ちはだかる。
たかが小さなマンションでも、全体を俯瞰し常時勉強しなければ、
気付かないうちに無意味なお金が知らず知らずに失われていく。
いい例がリース。お金がある時にリースを使うのはとんでもないミス。
「リースは麻薬、絶対に手を出すな」が我が家の家訓。
そんなマンションの資産価値向上作業は容易なことではない。
10年間、純粋に管理組合活動に従事した私には悲しいことが見えすぎる。
(実は私もリース屋=体のいい金貸し、結構儲けています、おおきに!)
だから、落ち着いて考えると、やっぱり自分の「会社遊び」が一番楽しい。
創造的なことを考えてそれを実行するときはワクワクする。
また、今日も朝まで眠れなかった、「今度の企画は儲かりそうだ」

この巨大マンション群の自治にも関心が湧いてきた。

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